皆さんご存知だと思いますが、舛添都知事が辞職することになりました。結局。
国民の税金で集めた政治資金を私的なことに使ったことは、決して許すべきではないと思います。でも許さないことと辞めさせることは違うと思うんですよ。
今日はそんな話。
一番の問題は舛添さんが都知事を続けることじゃない
舛添さんが政治資金を私的に使ったことで、マスコミや世間は「金銭感覚」がおかしいや「せこい」などど言い、都知事失格だー!といって辞職に追いやったわけですよね。
確かに、世間から集めたお金を自分の趣味などに使うなんてことはありえないし、許せないですよ。
そんな私的なことに使われるんなら、「たくさん欲しいものもあるのに」とも思うし、「もっと好きなことにお金を使いたい!」とも思います。
舛添さんも都知事なんだから、正当にもらえるお金も少なくないはずなのにケチだなぁとも思います。
そうなると、世間はそんな人が東京のトップにいていいのか〜?ってなるわけです。
良いわけないだろ!ってなるわけ。まぁそうだけど。
でも、僕はそこで本当に辞めさせちゃいけないだろ。って思うんですよね。
舛添さんも普通の人と同じなんだから、失敗くらいするだろうし、ミスもするんじゃないでしょうか。果たして、失敗もミスもしない完璧な人間なんているんでしょうか。少なくとも僕は見たことなんてありません。
今回の舛添さんの件を見ると、社会じゃ一度も失敗できないのかって思っちゃったんです。
一度の失敗くらい許してくれる社会がいい
たぶん、僕みたいな学生やもっと若い子もこのニュースを見たら、失敗を恐れるようになってしまうと思うんです。
こんなことっていうと良くないのかもしれないけど、政治資金を私的に使っただけで法律を守っていないわけでもないし、誰に迷惑をかけたわけでもない。それ以外は舛添さんもしっかり仕事をやってたんじゃないですか。
こんなニュースを見ると、失敗を恐れて何にも挑戦できなくなってしまったり、人前に立つのがバカらしく思えるようになってしまう。
社会全体が失敗してはいけない風潮を作るのは絶対良くないと思います!
舛添さんを辞めさせないで、この失敗を機にもっといい政策をすることはできなかったのかって疑問に思います。失敗を生かして。
人間は失敗をしないと成長できないじゃないですか。
だから失敗を恐れていたら何の成長もできなくなってしまって、今度は社会全体が本当に成長しなくなるんじゃないでしょうか。
その方が舛添さんを東京都知事にしておくより、良くない思うんです!
だから、今回は舛添さんを一旦様子を見て、これからどんな形で取り戻していくかが大事だったと思います。
もっと何にでもチャレンジできるような風潮がもっともっと生まれていってほしいです!例えそれで失敗したって、成功のための失敗ならいいじゃないか!
以上。