俳優の故二谷英明さんとのおしどり夫婦で知られた女優の白川由美(しらかわ・ゆみ、本名二谷安基子=にたに・あきこ)さんが14日夕方、心不全のため死去した。79歳。東京都出身。品のあるお母さん役を中心に活躍。私生活では12年に英明さん(享年81)と死別していた。元女優二谷友里恵さん(51)の母としても知られた。通夜は17日、告別式は18日、いずれも東京都渋谷区広尾5の1の21、祥雲寺で近親者のみで営まれる。喪主は長女友里恵さん。
【写真】1987年3月、娘・友里恵さんの慶大の卒業式で夫の二谷英明さんと写真に納まる白川由美さん
所轄の警察署関係者によると、14日夕方に白川さんが自宅の風呂場で倒れているのを家人が発見した。すぐに119番に通報したが、すでに心肺停止の状態で病院に搬送されたという。事件性はないが突然死のため、監察医が死因を調べ、一夜明けた15日になって心不全と特定された。
周囲によると、ここ最近はとても元気で、体調不良を訴えることもなく、通院などもしていなかったという。近所の人も「いつも、明るくあいさつをしてくれる人でした」と話し、突然の訃報に驚いていた。
白川さんは56年、20歳でデビューすると、主に映画で活躍。美貌とスラリとしたプロポーションで人気を呼んだ。64年に英明さんと結婚して友里恵さんを出産すると、活躍の場をテレビドラマに。80年代から、TBS「家族ゲーム」や「予備校ブギ」など、人気ドラマに出演してきた。
私生活では、英明さんとの仲むつまじい夫婦生活で知られた。88~93年には、熟年カップルが利用できるJRの「フルムーン夫婦グリーンパス」のCMに2人で出演。12年に英明さんが死去した際は、ショックで遺体から離れられなかった。
一人娘の友里恵さんが87年に結婚した歌手郷ひろみ(60)と98年に離婚し、トライグループ創始者の平田修氏(59)と00年に再婚した後も、2人の孫娘の成長を温かく見守っていた。父に続き、最愛の母を亡くした友里恵さんは大きなショックを受けている。
最近では、オシャレで気さくな母親役の印象が定着。11年の日本テレビ「家政婦のミタ」や13年のテレビ朝日「ドクターX」など、話題作にも出演していた。
◆白川 由美(しらかわ・ゆみ)本名・二谷安基子(にたに・あきこ)。1936年(昭11)10月21日、東京都出身。56年、スカウトされて東宝入社。同年、映画「ならず者」でデビュー。すらりとしたプロポーションと理知的な雰囲気で、特撮映画や「サラリーマン出世太閤記」などシリーズものでヒロインを務める。テレビドラマでは、美しい母親役などで人気を博した。
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