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サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

父の日に考えさせられる五味太郎の教育論

こんにちは。

 

来週6/19の日曜は父の日。

だけど、僕にとってこの日は

単なる休日出勤。

まだ小さい娘からも妻からも

「お父さんありがとう」とは

言われないだろうから

せめてこの日は父の日=乳の日って

いうことで仕事の帰りに

自分へのごほうびで

「おっぱいパブ」で遊ばせてくれ!と

妻に頼もうと思ったりしたけど

そんなことをいったら本気で

殴られるのでいわないでおきます。

 

さてさて本題。

娘が生まれて頼りないながらも父親

なった僕。

娘を今後どんな子に育てたら

いいかについて考えたりする

こともよくあります。

 

子どものうちから学歴社会の

この国で苦労することないように、

教育にお金をかけるべきか。

自分も学歴は苦労した面も

あるので子どもに同じ思いを

させたくない。

猛勉強させて有名国立、私立進学。

そんでもって有名企業に就職を!って

考える親御さんの気持ちも

分からなくありません。

だけど僕の持論は

 

男も女も勉強より愛嬌!

 

いくら勉強ができたって

人に好かれなかったら何もできない。

逆に人から愛されれば案外人生って、

どうにでもなると思っているので、

僕としてはなによりもまず

愛嬌のある子に育って欲しいと

思っています。

 

勉強より愛嬌!

 

コレ、今年の「俺の中の流行語大賞

ノミネートだな。

 

とかいってもこの国じゃ

学歴が幅を利かせてるじゃん。

そう思っている全国のお父さんに、

童話作家五味太郎さんの名言をご紹介。

 

「今の親ってとりあえず

高校出ときなさいって

子供にいってるんだよ。失礼だよね、

親って。

自分の子供に

『高校を出ないと、食べていけない』とか

いうわけだよ。

食べていけるよ!

コレを読んだ時、頭を殴られましたね。

 

考えてみたらナニが何でも

学歴って考え方は子どもの

持っているポテンシャルを信じてない。

自分の子どもがそういった

空気に勝てないと思い込んでいる

だけで、自分の子どもの持つ才能や

生きていく逞しさを心底信じられれば

「学歴?あってもなくてもいいじゃん」って

心から言えると思うのです。

 

それは、本当に勇気のいることだと思う。

学歴に逆らって生きていけるかと

問われたら僕は堂々と首をタテには

振れません。

だけど、そういってやることで逆に

心の枷が外れて自分のウリを必死に探す

きっかけになり、大成っていう事も

ありえる。

 

学歴を真っ向から否定もできないし

それを積極的に肯定する

人生もおもしろくない。

 

だからせめて

「学歴社会には表面的に従っておけ。

それを下らないと思った時に、

その空気を覆して

生きていくための武器だけは

持っておきなさい」

程度のことを言える

お父さんにはなりたい。

 

 

 

※漫画家の山田玲治さんと

各分野で「個」を手放さずに

戦っている人生をおくる

人たちとの対談集。

五味太郎さんは3巻収録!