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最終更新:2016年6月14日(火) 20時1分

「出前館」運営のIT企業創業者、株価不正操作の疑いで刑事告発

 インターネットサイト「出前館」を運営するIT企業の創業者が、株価を不正に操作したとして、証券取引等監視員会から刑事告発されました。創業者は、「結局、株は暴落し10億円以上損した」と語っていました。

 「やんちゃしすぎたな、という感じですね」(花蜜伸行 元社長)

 14日午後、反省の言葉を話すのはジャスダック上場企業「夢の街創造委員会」の創業者・花蜜伸行元社長(46)です。知人の女性らとともに、株式の売りと買いを同時に行う「仮装売買」で株価を上昇させたなどとして、14日、金融商品取引法違反の相場操縦の疑いで、監視委員会から刑事告発されました。「一気に暴落を起こすことになりまして」(花蜜伸行 元社長)

 しかし、株価はその後暴落。違法な取引をしたにもかかわらず、大損したといいます。

 「一瞬にして10億円がなくなったという感じです。(一晩で?)1日で。ばかですよね」(花蜜伸行 元社長)

 監視委員会は告発の理由について、「長期間、株価を人為的に操作し、一般投資家に損害を与えた」としていて、花蜜元社長は、今後、東京地検から在宅起訴されるものとみられます。(14日18:18)

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