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sinsintuusin’s diary

二人で届ける愉快な通信

桃の木

桃の季節がやって来ましたね。今まさに、その大きな桃の実が色づき始めようとしています。

美味しそうな桃、ご近所さんの庭に幾つも実を付けています。よそ様の物なのに毎日眺めては、その色づきを楽しんでいるところです。

ちょっと離れた、挨拶を交わす程度のお宅なので、残念ながらおすそ分けはありません。

 

「桃の木」 バラ科 中国原産 

和名 桃 ・  別名 花桃、毛桃、春に花を咲かせ、夏に肉厚多汁の甘い果実を実らせます。

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梅の花が終わる頃、桜の花とともに咲き始める桃の花、名前の由来は諸説ありますが、その一つに、たくさんの実が生ることから「百(もも)」が果実の名前になったといわれています。

また漢字の「桃」の「兆」は左右二つに離れるさまを表し、「木+兆」で実が二つに割れる木を意味しているそうです。

さて日本で現在のような桃がつくられるようになったのは明治時代。

中国から伝わった品種から自然交雑し、明治32年に大久保重五郎が上海水蜜桃の系統の「白桃」を発見したそうです。

なので「白桃」は日本独自の桃なのだとか...

 

わが家では、毎年この時期になると食べたくなるものがあります。この時期にしか味わえないもの、楽しみにしているもの、それはね...

 

[桃のタルト」

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この艶感、ぷりっとしていてとても美味しそうでしょう..いや、美味しんです!

大きな桃が丸ごと1個、で~んとタルトの台に乗っかっていて食べごたえがあります。

色んなお店の「桃のタルト」、食べてはみるものの、今のところこれが私の№1です。

 この「桃のタルト」の桃、時期の初めは小ぶりの桃なのですが最盛期になるにつれて、桃の大きさがだんだん大きくなります。(でも値段は同じで¥540です)

 

桃栽培の歴史は古くて、原産地の中国では、2500年くらい前から栽培されていたそうです。

孔子が書いた書物に、すでに桃の名前が登場していたのだとか。

現在のように、桃の字ではなくて、毛毛(もも)だったようです。桃には産毛のようなものが生えているので、納得ですね。

 

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最後に余談ですが、「驚き(木) 桃の木 山椒の木」と「き」に韻を踏むことによって、たいそう驚いた様子を表す言葉あそびがあります。

それには続きがあって、「驚き 桃の木 山椒の木 ブリキにタヌキに洗濯機」と、おもしろい語呂合わせがあります。

地域によっては、最後が「チクオンキ」などと変わったりもするようです。

そのまた続きがあって...

「驚き 桃の木 山椒の木 ブリキにタヌキに洗濯機、猪木にえのきにケンタッキー!」とか、

「驚き 桃の木 山椒の木 ブリキにタヌキに洗濯機、やって来い来い大巨人!」など

 

最後にとんだ(話が飛んだ)桃の木になってしまいましたが、桃の木を見つけたら思い出して、ふふっ!と笑ってくださいな...