日本発のIoT国際標準化を目指す実証実験へ
あらゆるモノをインターネットでつなぐ「IoT」の技術で、先行する欧米を巻き返そうと日本発で規格の国際標準化を目指す実証実験が来月から大手や中小企業が参加して始まることになりました。
工場の生産設備や製品などあらゆるモノをインターネットでつなぎ、得られたデータを効率的な生産などに生かすIoTの技術は、日本のメーカーも開発に力を入れていますが、企業の枠を超えた連携が少なく、欧米と比べて出遅れているという指摘もあります。
こうしたなか、先行する欧米を巻き返そうと、日本発で機器の通信や制御などの規格の国際標準化を目指す実証実験が、来月から日立製作所などの大手企業と中小企業合わせて14社が参加して始まることになりました。
具体的には、製造設備に組み込んだセンサーからデータを集め生産の効率性を高める「スマート工場」や、コストをかけずに最速の生産方法を計算する人工知能、それに、町工場どうしが連携して受注・生産できるようデータを共有するシステムなどで規格の国際標準化を目指します。
今回の実証実験は、経済産業省が資金を補助する形で行われますが、IoTの技術は幅広い分野で応用が期待されているだけに、日本が官民で国際市場での標準化を主導できるかが課題となりそうです。
こうしたなか、先行する欧米を巻き返そうと、日本発で機器の通信や制御などの規格の国際標準化を目指す実証実験が、来月から日立製作所などの大手企業と中小企業合わせて14社が参加して始まることになりました。
具体的には、製造設備に組み込んだセンサーからデータを集め生産の効率性を高める「スマート工場」や、コストをかけずに最速の生産方法を計算する人工知能、それに、町工場どうしが連携して受注・生産できるようデータを共有するシステムなどで規格の国際標準化を目指します。
今回の実証実験は、経済産業省が資金を補助する形で行われますが、IoTの技術は幅広い分野で応用が期待されているだけに、日本が官民で国際市場での標準化を主導できるかが課題となりそうです。