連合東京は18日の幹部会合で、東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に出馬する舛添要一元厚生労働相を支援する方針を決めた。20日にも舛添氏と政策協定を結ぶ。自民党都連が推薦する舛添氏を民主党の有力支持団体である連合が支援する異例の展開となる。結いの党は「政策面で一致する」として細川護熙元首相の支援を決定した。細川氏は告示直前の22日に正式な記者会見をする。
民主党都連は細川氏を実質支援する方針を決めている。連合内では電力関係労組を中心に細川氏の唱える脱原発に反発する声が多く、同一歩調はとれないと判断した。
安倍晋三首相は18日、自民党全国幹事長会議で「都の課題である社会保障への対応は、厚労相を経験した舛添氏がふさわしいと確信している。しっかりと党本部でも応援していきたい」と語った。
細川氏は延期した立候補の記者会見を22日に再設定。その際に都知事選公約を示すとしている。