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青猫文具箱

青猫が集める、本と文具と思考のかけら。

本棚で栞が眠っていたので起こしてきた。

文房具

紙の本を買って、読み進めてでも時間になったから栞を挟んで終わりにしようと思ったんです。それで、栞を入れているコレクション箱を見たら「あれ?少なくない?」

思い返してみたら、最近積ん読がたまっていて、積ん読というか未読了本(読みかけ)なんですけれど、しおりを挟んで本棚に並べてそのままにしちゃったのが多かったなーと。

そうじゃなくても、読み切って「これは良かった今度読み返そう」と好きなシーンに栞を挟んでそのままやっぱり本棚に並べ、部屋の一風景になってたやつも多い。

一念発起して(というほど強い意志はないけれど)本棚整理をしました。ここしばらく眠ったままだった本棚のしおりを起こすつもりで。そしたら、出るわ出る最近コレクション箱で見ないと思っていた栞。買ってそのまま本に挟んだせいで、見慣れなさすら感じる栞もありました。

なんとなく「どういう栞持ってたんだっけ?」ともってるやつをカメラ撮りしてみたら楽しくなったので、そのコレクションの一部を写真付きでご紹介します。

 

これは写真作家・訓子さんの「連なりしおり」。どこで買ったんだっけ?

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色彩加工した写真をクリアシートにインクジェット印刷して製作されたものなんですが、カメラのネガっぽい感じがとても良い。クリア素材って夢がありますよねぇ。見ていてうっとりする。

同じようにクリアシートな感じのしおりで、

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これはクローバーおとぎしおりシリーズの「オズの魔法使い」ですが、黒で縁取りされた絵というのもとても好みだし、しかも真ん中に、生感のあるクローバー!これはたまらない。このシリーズ、不思議の国のアリスとか人魚姫とかシンデレラとかもあって、どれを選ぶか迷った記憶あります。

おとぎ話モチーフの文房具や雑貨は、ついついオズの魔法使いか不思議の国のアリスを選んでしまう不思議。これも多分その一環で、不思議の国のアリスモチーフなしおり金具。本の背に吊るすタイプですね。

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秋葉原〜御徒町間にあるクリエイティブスペース「2k540」の一角「鉄・ステンレスのインテリア雑貨工房クリエー鉄(createtsu)」さんで作ったもの。これ、しおり金具につけるパーツを選べて、それがものすごい種類でどれも可愛いんですが、女の子のパーツがとても素敵だったので不思議の国のアリス風にしたんでした。不思議の国のアリス風。

他にもアリスモチーフはポツポツ購入していて、

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横山浪漫さんの切り絵蔵書票。使うのがもったいなくて、フィルムに入れたまましおりのように使ってます。これは自由が丘の不思議雑貨「東京・自由が丘 不思議かわいい雑貨店 *アランデル* 英国雑貨|アリスグッズ」で購入したもの。

 

なんとなくこう並べてみると、栞にすごいこだわりがある人みたいに見えるかもしれませんが、そんなこともありません。書店のフェアでもらった栞をそのまま使うこともあります。

ナツイチのフェアで、文庫一冊購入するとついてきたシリコン製の栞はとても愛用してます。滑りにくいし、通勤読書でとても重宝。

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でも基本、通勤読書は片手でしたいのでオートマティックな自動記録栞を使うことが多いかもしれません。例えば「スワンタッチ」とか、

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このピョコンと出て来る白鳥の頭が、本をパタンと閉じると自動で最新ページに挟み込まれて、栞を挟み変える必要がないので便利。

これ以外にも、このブログで何度もプッシュしてきた「PageKeeper」なんて、クリップで挟んで何度も繰り返し使えるので長年愛用の品です(スワンタッチは粘着テープで本の裏表紙に貼り付けるので消耗品ぽい)

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ちょっと前に発売されたHIGHTIDEの「ワイヤークリップブックマーカー」も同じ機能があって、見た目がオシャレだし、価格もお手頃なのでちょっとしたプレゼントにもしてます。東急ハンズなんかに行くと必ず見かけるようになったし。

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ただ、これはちょっとクリップ部分の締め付けが弱いのが難で、自分は家の中でもっぱら使ってます。寝落ち読書しそうな時とか、これで読むとどこまで読んだかわからなくならない。

ちなみに、飛び出す絵本と同じ構造で自動で栞が挟まるのも過去面白そうだと思って購入してます。具体的には「+d ポップアップ・ブックカバー」と、

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「ALBATROS(アルバトロス)」ですが、

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いずれも素材が紙のため、早々に寿命を終えたことをおしらせします。つらたん。

 

栞は栞でいいけれど、気になる箇所に付箋を貼りながら読んでいきたい欲もあって、だからココフセンの袋分けのやつとか「ブックダーツ」とかを目印に挟むのですけれど、

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この間手に入れた栞は、マグネットブックマーカーに付箋入れが付いたタイプで、ヒサゴの「マグネットしおり付箋」。猫がかわいい。便利ではあるけれど、なんかずぼらな気もする。

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文房具店や雑貨店巡りをする時、あと、クリエイターさんのイベントに行った時に読書関係のグッズでつい栞も欲しくなっちゃうんですけれど、生みたて卵屋さんの「薬用鉱物採取の記録」シリーズとか、

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中原淳一ショップ「それいゆ」で購入したこの栞とかは、

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たまに本以上に栞が魅力的に映るくらいです。や、本も面白いですけれどもちろん。それ以上に、てだけで。

 

それと、オーソドックスなこの栞。

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こういうの、喫茶店で本を読むのにも使えるので重宝します(本棚に眠らせていたけれど)。オズの魔法使いモチーフの栞とか、可愛くて癒されるしときめくんですがやっぱり外で使うのは躊躇があって、外での読書はシンプルなの選んじゃうんですよね。

これもその意味で外で読書する時に活躍するやつ。ピアノの鍵盤風のしおり。音楽モチーフっていうのも素敵だ。

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もういっそ、実用に走った栞というのもいいかな、と思って、こちらはそんな、ペンを挟めるしおり「ペンホルダー付きブックマーカー」。これもHIGHTIDE。

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まぁ本棚に挟むと出っ張って見栄えがよろしくないので、基本は手帳の目印に使っております。

 

でも旅先、特に一人旅であればそれほど日常の人の目が気にならないので、可愛いものも使います。例えばこれは、本棚に立てておくと栞の機能を果たせないので旅先専用になってる「タッセルブックマーカー」。

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くすんで見えるのはしょうがない。いろいろ持ち歩いて、微妙に汚れてきているのは自覚があります。

 

話の流れから挟みこめなかった栞としては、このバータイプの栞とか、

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本の背にバーを挟んでひもを垂らすタイプで、

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最初からこの本の栞としてセットされてるみたいで好きです。

たまにちょうどいい栞が見つからなくて、自作する時もあります。一時ツイッターのタイムラインでも話題になってた「三角しおり」。

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三角しおりの模様が、綺麗に下向きになるように折れたらなぁと思うんですけれども、いつも横向きになってしまいます。

そんな感じに、本棚で眠っていた栞を起こして、積ん読になっている本の数におののいて、それに、後で読み返したいと思っていた本をさらりと読み返し(昨日の記事はその一環)、今日からまた楽しい読書生活は始まるのです。

 

余談として。この間ちょっとしたイベントのお手伝いをして、友達にご飯をおごってもらいがてらプレゼントされた読書グッズがあって、

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「メクールポケット」。本が繰りにくい時に、指先に塗るクリームです。「あんたが持ってなさそうな読書グッズ」てことで貰ったやつ。確かに持ってない。

これもブックマークのように挟めます。他に栞たくさんあるので、あえて挟む必要はないけれど。まだ勿体無くて使ってないので効用のほどは謎。

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