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 人気のスマホゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のセキュリティーを無効化する不正プログラム「チートツール」を作成したとして、神奈川県警が15日、広島県の私立大の男子学生(21)を著作権法違反の疑いで逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。容疑を認めているという。パズドラのチートツールの作成者を逮捕するのは全国初という。

 県警によると、男子学生は昨年6月、インターネット上のサイトで、不特定多数の人がパズドラのチートツールをダウンロードできるようにした疑いがある。約2年前からチートツールを公開し、ゲーム会社側が対策を講じる度にバージョンアップして公開を続けていたという。

 また、県警は15日、別のチートツールを常用していたとして、偽計業務妨害容疑で男4人を書類送検した。チートツールを使っていただけで立件されるのは珍しいという。(天野彩)