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運動をした。しかし末路は悲惨だった。
瞑想をした。それでも末路は悲惨だった。
睡眠をとった。末路は悲惨のままだった。
男は望んでいた。悲惨ではない末路を。
幸せが欲しいわけではない。ただ、ただ、悲惨な末路を迎えたくなかった。
その一心でプリントアウトして病院へ行った。大脳が破壊されていた。
健康な者達が憎い。自分の有り様を見ると涙が出た。自分の未来を想像すると恐ろしい恐ろしい気分になった。
男の憎しみの対象は次第に増えていき、男はメンヘルになった。
月日が経ち憎しみの対象が350数えた時、世界は一転した。
『350』。男は思い出したのだ。大破寸前の大脳に残る微かな記憶。厚労省推奨値、野菜350g、ニクハダメ・・・。
運動、瞑想、睡眠、野菜、人生の4大基本要素が揃った。そこには悲惨な末路はない。
我々はせねばならない。運動と瞑想を。
我々はとらねばならない。睡眠と野菜を。
お大事に。
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