2016年6月14日23時05分
埼玉県所沢市東所沢和田1丁目のJR武蔵野線東所沢―新秋津間で13日、東京発府中本町行き上り列車が制限速度を時速30キロ余り超過して走行していたことが分かった。JR東日本八王子支社によると、睡眠時無呼吸症候群と診断された40代の男性運転士の意識が一時低下したといい、直後に気づいて停止し安全確認して運行を再開。乗客約200人にけがはなかった。
同支社によると、13日午後1時20分ごろ、ポイント交換工事のため、速度が時速95キロから35キロに制限されていた直線区間を、最速69キロで約260メートル走った。制限区間手前の予告表示も見落としていたという。運転士は、睡眠時無呼吸症候群の治療器具の使用を条件に産業医が乗務を認めており、前夜も器具を着けて寝たという。同支社は「お客様に大変な不安を与えてしまい、申し訳ない」とコメントした。
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朝日新聞社会部
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