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八方塞がりの舛添知事に秘策 「睡眠障害」で辞任秒読みか

 ところが、こうした状況に複雑な表情を見せるのが都議会の自公だ。このまま野党提出の不信任決議案に乗っかれば、14年の知事選で舛添氏を担ぎ出した与党として格好がつかない。とはいえ、不信任案を否決すれば、世論の猛反発は免れないだろう。そこで浮上してきたのが、舛添自身が「病気療養」を理由に辞任する案だ。

「今回の騒動を受け、舛添知事本人も2期目はないと実感したはずです。何せ味方がいませんからね。そこで、このまま追い込まれて醜態をさらすよりも、潔く『責任を感じて辞任する』と言った方が格好がつく。ほとぼりが冷めたら、政治評論家としてテレビに復活できるかもしれない。湯河原の別荘を売却する、と断言したのも当面の生活費づくりとみられています。病気療養、辞任案は舛添知事にとって悪い話ではないのです」(都政担当記者)

 このウワサを裏付けるように最近、都庁内で流れ始めたのが舛添氏の“睡眠障害”説だ。

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