自衛隊のパレード
佐世保市で、きのう、過去最大規模となる自衛隊のパレードが行われました。沿道の市民からは声援が送られる一方で、銃器を持ってのパレードに反対の声もあがりました。
佐世保市中心部の商店街を、迷彩服を着て銃を構えた隊員が行進します。パレードは、陸上自衛隊が相浦駐屯地の創設を記念し毎年行っていて、2年前からは、海上自衛隊も参加し、新入隊員のお披露目も兼ねています。今年は、アメリカ海軍のほか初めてインド海軍も参加し、参加者は、過去最多となるおよそ950人だったということです。沿道では、隊員の家族などからは声援が送られる一方、銃を持った隊員の姿に、市民団体などから強い抗議の声もあがりました。「武装パレード反対!」銃には実弾は入っておらず、陸上自衛隊は「自衛隊の真の姿を見てもらうもの」としていて、来年以降もパレードを実施する考えです。