自転車の逆走は本当に危険です
自転車通勤をしているのですが、車道左側を走行していると前方から学生が逆走してくるのが見えます。スマホをチラチラみてます。あ、僕が走ってるのに気づきました。
なぜかこのとき逆走してくるやつって絶対に車道外側に避けるんですよ。
赤いのが僕。青いのが逆走してくる人。
そりゃね、逆走してくる人は車の動きが見えるから車の方に近寄りたくない。だから車道の外側(緑色のほう)に避けるんですけど、そうすると僕はこの逆走してくる人を避けるために自動車の走っている側に避けなくてはいけない。
実は自分以外全員に迷惑をかけている逆走
わざわざ右後ろから車が来てないか確認して、もし来てたら若干早めに手信号出して。なんで逆走してくる奴のためにわざわざこっちがこんなことしないといけないの?逆走して迷惑掛けてるんだから自分が車の方に避けてもいいんじゃない?
こういうシーンにもう何十回も出会ってるのでもう避けるのやめたんですよ。どうするかというと立ち止まるんです。さっきの絵でいう緑の方に寄って。そしてひたすら逆走してくる人を眺め続けます。走っててすれ違いにハンドル当てられると間違いなく落車しますからね。
なんで逆走する人が多いかはわかってるんですよ。僕が走る左側は住宅地、駅の方向は車道の反対側、つまり右側なんですよね。逆走してくる人はチラチラ左後ろを眺めつつ、車道を渡って反対車線に渡りたい、でも車が途切れないから逆走し続けてるわけです。押しボタン式信号はあるんですがボタン押してから5分くらい変わらないんですよ(実体験済み)
直接聞いたことはもちろんありませんが、なんで逆走する人って交通ルールを守れないんでしょう。
- 信号が変わらなかったから
- 渡りたいけど車が途切れなかったから
- 走りやすかったから
たぶんこんなところなんでしょう。でもこれって全部「自分が」なんですよね。
- (自分が渡りたい)信号が変わらなかったから
- (自分が)渡りたいけど車が途切れなかったから
- (自分が)走りやすかったから
ルールってなんのためにあるの?
ルールって何のために存在するかというと、「それをみんなで守ることで安全を保つことができたり、秩序を保つことができる」からなんですよね。ルールをみんなで守るからこそ保証される自由もあるし。
それをたったひとりの逆走する人は台無しにしちゃうんですよ。順走する人も危険、自動車も危険、もちろん逆走する人もとても危険。逆走という「自分勝手な主張」のおかげでまわりはさんざん迷惑を被っているのに本人ってホント悪気がないのが本当に残念。
「ルール、ルールってうるさいんだよ」って言いたい人もいると思うんですよ。でもそういう人に限って「誰も自分の言うことを聞いてくれないんだ」って思ってたりもするんです。だってルールを守ってる人ってさっきの通り「安全を保てたり秩序を保ててる」から嫌な気が怒らないんですよ。
そりゃ人間いろんな時期があって反抗期もあれば「夜の学校の窓ガラスを割った」り「盗んだバイクで走りだそう」とすることもあるとは思うんですよ。そういう時期を乗り越えたからこそ「なぜ守らなくてはならないか」に気付くこともありますので。
じゃあマナーってなんだっけ
似た言葉に「マナー」っていうのもありますよね。マナーってなんだっけ。マナーとは「相手に受け入れられやすくするための所作、言葉遣い」のこと。
名刺を渡すときテーブル越しに渡すより相手の席の方まで歩いて回りこんで名刺を渡して挨拶するほうが身近に感じられる=好感をもたれる。電車の中で大音量でイヤホンから音楽が流れ出ちゃってる人は「迷惑な人だな」と冷たい目で見られる。
逆に言えば「マナーを知り守ることで相手から、世間から受け入れてもらうことができる」ということで。だからマナーが大事なんです。マナーで決まってるから仕方なく守る、嫌だけど守る、と思っていると結局自分が損するということです。
自転車の記事でした(笑)
書いているうちに逆走ならぬ「脱線」してました。逆走はあかんよという話でしたね。もし逆走してる人がいれば明日からご注意ください。思っているよりもあなた、まわりの人に嫌われてます。車の運転してる人は「チェッ」と舌打ちしてます。
そう、脱線したついでにもう一つ。
さっきの絵で赤い矢印と青い矢印のところに白い線がありますよね。これ、歩道がある場合は「車道外側線」、歩道がない場合は「路側帯」というのですが、この線より自転車は左側を走れ、というのはウソです。自転車載ってたら「んだよ白い線より外側走れよ」と幅寄せしてきたりするドライバーとかもいますがとんだ勘違い。
時間があるときに眺めてみてください!(5分もあれば十分読めます)