2016-06-14

ポカリスエットCM問題点

高校生自己言及的な歌を歌うCM。踊りながら。

踊っているのはいいんだけど、青春についての歌詞客観的に歌わせるところに失敗がある。

青春っていうのは没入するものであり、後から青春だったことに気付くものだ。大人になってから気がつくものだ。

青春時代には充分に自分青春時代にあることを感知できない。

からあの、高校生たちが踊りながら自己青春言及する歌詞・歌はどこか論点がずれている。

あい歌詞青春が終わった後に感じる感覚に他ならない。

それをあたか高校生自分たち自覚的に、自己言及的に歌うことは、ある種青春というもの脱臼させている。

CMの造り手は、青春が終わった者の視点なのか、青春まっただ中の者の視点なのかあやふやなままCMを作ってしまっている。

これは譬えるならうんこであるくそ。こんな程度の低いCM見せんな、って話。タダで見れるもんなんだから、あるいは自然と眼に入るもんなんだから気合入れて作れって話だ。糞みたいなCM見せんじゃねー。

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