次は大スネア・クローズハイハット・オープンハイハット・シェイカーを付けます。
ここまでの大まかな配置は以上のようなものです。まずシェイカーを用意します。シャあシャあシャあシャあ。
Vengeance Essential House 1
ハウス用なので微妙に穏やかな感じがしますので間をゲートしてもっともっとシャキシャキさせます。何をしたいかというと簡単に言うとこういう感じに後ろを切ってギザギザ感を出したいです。
しゃあしゃあがシャキシャキになりました。でもなんかちょっと微妙にグルーヴ感が抜けてます。まぁこれでもいいんですが、ここで欲をいってゲートを自動で変化させるソフトを使います。 本当は空間創作系のソフトなんですがゲートの切れ具合を自由に変化できるので重宝します。ということでこれでかなりシャキシャキしました。次、クローズ・オープンハイハット、 909系のディストーションの効いたオープン・クローズが欲しいので、かなり派手な音が入っているこのCDから抜粋します。本当は自分で909からディストーションで作ってもいいんですがここは割愛。如何にも909を壊しましたって音が入っています。
クローズハイハットを並べます。微妙にベロシティを変えるとノリがでます。余裕がある人は、Ableton Live Groove機能で予め用意されているファンキーなノリを被せるとタイミングまでずれてかなりいい感じですが、ここでは割愛。
オープンハイハット、無心です。何も考えることなんてありません。
ここでこの曲独特のグルーヴ感を考えてみましょう。Dub Stepの影響を受けて八拍目にスネアを入れてみました。ためにためてパァーんってなるようにギターディストーションをかなり深くかけます。 ズバァーンと相当深く潰します。かなり深くつぶしたので表拍に音が被ってしまいましたのでリヴァーブ成分だけを別トラックに分離し、そちらに例のVegeance Sidechainをかけて表拍との被りを削ります。 (※最終的にこの音は強烈過ぎて、マスタリングの際に相当音量を下げました。) さて、ここまできてやっとこんな具合になりました。
大スネア・クローズハイハット・オープンハイハット・シェイカー Lesson 8までに作った音を全部足してみましょう
さぁ、大分「らしく」なってきました。次は低域とブレイクビーツです。