三遊亭円楽さん、不倫報道を認め謝罪「時代錯誤だった」
06/11 01:25
人気落語家の三遊亭円楽さん(66)が10日午後、不倫をめぐっての会見を行った。
円楽さんは「どうも、お騒がせして、申し訳ございません。今、初高座のような気持ちで、非常に緊張いたしております。私の軽率な行動のために、マスコミの皆様にお集まりいただきまして、誠に申し訳ございません」と話した。
まるで、落語の枕のような語りで、報道陣を前に会見を始めた、三遊亭円楽さん。
10日発売の写真週刊誌が、一般人の女性と、都内のラブホテルに入る様子を報じ、ついた見出しが、「20歳下アモーレと老いらくのラブホ不倫」。
座布団1枚となるのか、はたまた、座布団没収となるのか。
1人語りは、なおも続いた。
円楽さんは「私が、落語家になりました46年前、楽屋には、明治生まれの名人上手諸先輩が、きら星のごとくいらっしゃって。その当時の風潮としては、芸人はきれいごとでなくちゃいけない。女性にもてるぐらいでなくてはいけないという。われわれの世界の風潮がございましたが。今回のことを見ましても、時代錯誤だったなと、軽く考えていたなあと、深く反省している次第でございます」と話した。
テレビ番組「笑点」では、腹黒キャラで人気の円楽さん。
まさか、このまま報道陣を、けむにまくつもりなのかと思いきや、1人語りは、いよいよ本題に移った。
円楽さんは「男ですから、口説いたと言っていいでしょうね。口説いて、それを浮気という言葉で言えば浮気、その通りでございます。その結果が、今回の報道になったわけでございます。こんなフラッシュ浴びているのは、本当ないことですから、大変な事件を起こしたんだなあと、つくづく、そう思っている次第なんで、その点は、お含み置きをいただきたいと思います。もう1つ、おわびするのは、大好きな落語ですから、まあ、どういうことになるかわかりませんけどね、はなし家として、このはなし家の世界の片隅にでもいいから、置いといてくれと、これは、仲間にも頼みたいし。これからは、私、6代目円楽として、芸道に精進し、そして一生懸命、まい進してまいりますので、お許しいただきたいと思います。どうも、申し訳ございませんでした」と話した。
不倫報道を認めたうえで、まるで落語の人情話を聞かせるかのような語りは、報道陣の質問を受け付けない。
円楽さんの1人語りの謝罪は、およそ9分間に及んだ。
その後、質疑応答の時間になると、「奥様は今回のことを、一番心配していると思うが?」との質問に、円楽さんは「帰ってきて、話するからって言ったら、そんな心配しないでいいから、とにかく頑張んなさいと。言ってくれた、せりふの中でね、見事だなと思ったのはね、『身から出たさびだ』って言ったの、そうしたら、『さびも味になるわよ」って言ってくれたの。これは、参っちゃうね。メッキが剥げたって言わないでね、さびが味になるっていうのは、これはうまいよね」と話した。
さらに、今後のことに対して、円楽さんは「今まで、もしあったであろう不適切な関係、それはストップする。だけども、仲間として応援してくれる、落語の応援だとか、ゴルフコンペだとか、それは来てもらって構わない。だめですか? いや、それは、本当に来てるとこ見て、それだめだよって言う人がいたら、謝るしかない。(ラブホテルは行かない?)それね、小朝からも言われたの。『銀座で会って、歩いていて、なぜ錦糸町なの?』って。すごいなあ。で、彼らが書いた題名が、すごいよな。『老いらくの恋』だと。『老いらくじゃなくて、俺、円楽だ』って言ったの。名前変えようかと思って。円楽改め、老いらくです」と話した。
この会見をどう見たのか。
漫画家の倉田 真由美さんは「突っ込まれる隙が、最小限というか、報道陣を笑わせちゃったら、もう勝ちじゃないですか。まねできないから、普通の人間は。参考にするのは難しいですけど、まあでも、プロの謝罪会見」と話した。
危機管理にくわしい、株式会社エイレックス・畑山 純氏は「『男を上げた会見』。誰のせいにもせず、自分の責任であるということを、素直に認めているということが、1つですね。円楽さんの関係者というか、奥様をはじめ、それから相手の女性の方ですね。報道したフライデーも含めて、非常に配慮のある会見で、円楽さんの優しさとか、誠実な人柄が、非常に伝わってきた会見であると」と話した。
会見は、もはや円楽さんペースで進んだ。
「笑点のほかのメンバーから、何か言われた?」との質問に、円楽さんは「まだ、ないんだよね。今度は、たぶん笑点は、昇太が意を得たりというんで、かかってくるんだろうね。俺を指して、『アモーレ』かなんか言うんじゃないの。『アモーレ円楽です』って言わなきゃいけない」と話した。
さらに、「不倫とかけて、どう解く?」との質問に、円楽さんは「そこへ行くんだよな。今、頭パニクってるからな。不倫ね、不倫。俺、今回の騒動なんだよ、俺が口説いたんだから。だから、好きじゃないしね、不倫って言葉ね。自分から使いたくないし。だから、今回の...やっていいの、本当に。中には、怒る人いるぜ? (貫いてください。落語家として)謎かけは、本業じゃないからね。アドリブだからね。今回の騒動とかけまして、今、東京湾を出てった船と解く。(その心は?)航海(後悔)の真っ最中」と話した。
円楽さんは「どうも、お騒がせして、申し訳ございません。今、初高座のような気持ちで、非常に緊張いたしております。私の軽率な行動のために、マスコミの皆様にお集まりいただきまして、誠に申し訳ございません」と話した。
まるで、落語の枕のような語りで、報道陣を前に会見を始めた、三遊亭円楽さん。
10日発売の写真週刊誌が、一般人の女性と、都内のラブホテルに入る様子を報じ、ついた見出しが、「20歳下アモーレと老いらくのラブホ不倫」。
座布団1枚となるのか、はたまた、座布団没収となるのか。
1人語りは、なおも続いた。
円楽さんは「私が、落語家になりました46年前、楽屋には、明治生まれの名人上手諸先輩が、きら星のごとくいらっしゃって。その当時の風潮としては、芸人はきれいごとでなくちゃいけない。女性にもてるぐらいでなくてはいけないという。われわれの世界の風潮がございましたが。今回のことを見ましても、時代錯誤だったなと、軽く考えていたなあと、深く反省している次第でございます」と話した。
テレビ番組「笑点」では、腹黒キャラで人気の円楽さん。
まさか、このまま報道陣を、けむにまくつもりなのかと思いきや、1人語りは、いよいよ本題に移った。
円楽さんは「男ですから、口説いたと言っていいでしょうね。口説いて、それを浮気という言葉で言えば浮気、その通りでございます。その結果が、今回の報道になったわけでございます。こんなフラッシュ浴びているのは、本当ないことですから、大変な事件を起こしたんだなあと、つくづく、そう思っている次第なんで、その点は、お含み置きをいただきたいと思います。もう1つ、おわびするのは、大好きな落語ですから、まあ、どういうことになるかわかりませんけどね、はなし家として、このはなし家の世界の片隅にでもいいから、置いといてくれと、これは、仲間にも頼みたいし。これからは、私、6代目円楽として、芸道に精進し、そして一生懸命、まい進してまいりますので、お許しいただきたいと思います。どうも、申し訳ございませんでした」と話した。
不倫報道を認めたうえで、まるで落語の人情話を聞かせるかのような語りは、報道陣の質問を受け付けない。
円楽さんの1人語りの謝罪は、およそ9分間に及んだ。
その後、質疑応答の時間になると、「奥様は今回のことを、一番心配していると思うが?」との質問に、円楽さんは「帰ってきて、話するからって言ったら、そんな心配しないでいいから、とにかく頑張んなさいと。言ってくれた、せりふの中でね、見事だなと思ったのはね、『身から出たさびだ』って言ったの、そうしたら、『さびも味になるわよ」って言ってくれたの。これは、参っちゃうね。メッキが剥げたって言わないでね、さびが味になるっていうのは、これはうまいよね」と話した。
さらに、今後のことに対して、円楽さんは「今まで、もしあったであろう不適切な関係、それはストップする。だけども、仲間として応援してくれる、落語の応援だとか、ゴルフコンペだとか、それは来てもらって構わない。だめですか? いや、それは、本当に来てるとこ見て、それだめだよって言う人がいたら、謝るしかない。(ラブホテルは行かない?)それね、小朝からも言われたの。『銀座で会って、歩いていて、なぜ錦糸町なの?』って。すごいなあ。で、彼らが書いた題名が、すごいよな。『老いらくの恋』だと。『老いらくじゃなくて、俺、円楽だ』って言ったの。名前変えようかと思って。円楽改め、老いらくです」と話した。
この会見をどう見たのか。
漫画家の倉田 真由美さんは「突っ込まれる隙が、最小限というか、報道陣を笑わせちゃったら、もう勝ちじゃないですか。まねできないから、普通の人間は。参考にするのは難しいですけど、まあでも、プロの謝罪会見」と話した。
危機管理にくわしい、株式会社エイレックス・畑山 純氏は「『男を上げた会見』。誰のせいにもせず、自分の責任であるということを、素直に認めているということが、1つですね。円楽さんの関係者というか、奥様をはじめ、それから相手の女性の方ですね。報道したフライデーも含めて、非常に配慮のある会見で、円楽さんの優しさとか、誠実な人柄が、非常に伝わってきた会見であると」と話した。
会見は、もはや円楽さんペースで進んだ。
「笑点のほかのメンバーから、何か言われた?」との質問に、円楽さんは「まだ、ないんだよね。今度は、たぶん笑点は、昇太が意を得たりというんで、かかってくるんだろうね。俺を指して、『アモーレ』かなんか言うんじゃないの。『アモーレ円楽です』って言わなきゃいけない」と話した。
さらに、「不倫とかけて、どう解く?」との質問に、円楽さんは「そこへ行くんだよな。今、頭パニクってるからな。不倫ね、不倫。俺、今回の騒動なんだよ、俺が口説いたんだから。だから、好きじゃないしね、不倫って言葉ね。自分から使いたくないし。だから、今回の...やっていいの、本当に。中には、怒る人いるぜ? (貫いてください。落語家として)謎かけは、本業じゃないからね。アドリブだからね。今回の騒動とかけまして、今、東京湾を出てった船と解く。(その心は?)航海(後悔)の真っ最中」と話した。