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 防災担当などを兼務する河野太郎大臣は14日午前の閣議後の記者会見で、東京都の舛添要一知事の疑惑について、同様にカネをめぐる問題で辞職した猪瀬直樹・前知事を引き合いに出し、「おやめになるたびに50億円をかけて選挙をやらなければいけない。しかも短期間の選挙戦で、知名度競争みたいなことでいいのだろうか」と指摘した。

 河野大臣は「何だかよくわからんけど知名度のある人が次の知事になりましたといったら、また2年後に知事選になる可能性だってあるのではないかと思う」と続け、「少なくとも猪瀬さん、舛添さんと2回こうしたことが続けば、首長の選び方は真剣に考えて改めないと」と述べた。

 舛添知事については「私が自民党の幹事長代理のときに除名をした人」と触れ、前回都知事選の際には「候補に選ぶのはいかがなものか、とけっこう主張させていただいた」。進退については、「ご自身と都議会で決めていただく話」と述べるにとどめた。

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