2016年6月14日11時42分
神奈川県を除く関東6都県に水を供給する利根川水系ダムの水位低下を受け、国土交通省や地元自治体などは14日、16日午前9時から10%の取水制限を行うことを決めた。同水系の取水制限は3年ぶり。
国交省によると、13日午前0時現在、利根川上流の8ダムの貯水率は37%で、この時期としては全8ダムが稼働し始めた1992年以降で最低。特に規模が大きい最上流の矢木沢ダム(群馬県)が10%に落ち込んでいる。
合計貯水量は1億7236万立方メートルと平年の45%にとどまっている。関東南部では13日朝、梅雨入りして初めてまとまった雨を観測したが、北部のダム周辺の降雨は少なく、水位回復につながっていない。
国交省の担当者は「生活に大きな影響は出ないと予想されるが、節水を意識して欲しい」と呼びかける。
気象庁の1カ月予報によると、関東甲信地方の降水量は平年並みだが、期間のはじめは少雨が続くという。
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