Apple Musicが大刷新、いままでの使いづらさがなくなるかも!
All-new designですって。
Appleの開発者向けカンファレンス「WWDC 2016」にて、Apple Musicのデザインが一新されることが発表されましたよ。ちょうど1年前の2015年6月にサービスを開始したApple Music。登壇したソフトウェア・サービス担当上級副社長のEddy Cueは「サービス開始以来、1500万人の有料会員を獲得している」と確固たる自信とともに紹介していました。
とはいえ、Apple MusicのデザインやUI(ユーザー・インターフェース)に関しては以前より大幅な刷新が期待されていたことも背景にありそうです。
というのも、音楽サブスクリプションサービスとしては、豊富な楽曲数と、独自のストリーミングチャンネル「Beats 1」と、とても充実していましたが、初期段階から使いづらいと言われていたからです。
また、新たに「Browse」のカテゴリが実装されました。これによって、トップチャートやキュレーテッドプレイリストなどの検索がスムーズになり、今までと比べて楽曲の検索が簡単になります。
また、以前からあった「For You」というカテゴリは、よりグラフィカルで見やすくなっています。また、Connectカテゴリとの統合、視聴履歴などが見られるなど、よりパーソナルなカテゴリとして使えるようになっています。
また、Apple Musicは配信楽曲の歌詞表示の機能も追加されています。プレイ中の楽曲の操作画面からスクロールすることで、すぐに歌詞を確認できるようです。
いやこれ、最初は「いまさら歌詞表示なんて」ってちょっと思ったんですよ。ですが、デモで登壇していたグローバルコンシューマー・マーケティング責任者のBozoma Saint JohnがSugarhill Gangの「Rapper's Delight」をかけながら、歌詞表示できるよ!って、みんな歌おう!ってやっているとこ見たら、なんかいいなあって思っちゃいましたよね。
ほら、なんかよくないですか?
とはいえ、新たなApple Musicも今年の秋に予定しているiOS 10のリリースまではおあずけのよう。ああ、待ち遠しい!
source: Apple WWDC 2016
Mario Aguilar - Gizmodo US[原文]
(横山浩暉)
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