新たな発見が続々!日本の知られざる世界一を一挙紹介!
スイスで今月1日、アルプスの山々を貫く「ゴッタルド・トンネル」が開通。
これまで世界一の長さだった青函(せいかん)トンネルの53kmを更新する57kmの世界一長~いトンネルとなりました。
このニュースに、街の人は…。
「青函トンネルは知っていたけど、それが世界一だったことは知らなかった」
「知らなかったです」
「知らない」
これまで青函トンネルが世界一だったことを88%の人が知りませんでした。
しかしみなさん!
日本にはそんなあまり知られていない世界一が、まだまだあるんです!
そこで今回は『日本の知られざる世界一』をココ調!
日本の魅力、再発見です!
まずやってきたのは、印刷された物を集めた博物館。
早速、その「世界一」を見せていただきました。
「こちらです」
Qこれ何ですか?
「これは小さい本です」
これが本!?
知られざる世界一。まずは『小さな本』
一般の認知度は0%でした。
みなさん、よ~くご覧ください!
こちらが、世界で一番小さな本です。
一円玉と比べてみても、この小ささ!
縦、横、奥行き、すべてわずか0.75mm。
ゴマよりも小さな、超ミニミニ本です。
あまりにも小さくてよく見えない、ということで、小さいものを拡大できる、マイクロスコープで見てみると…。
「見えてきました、ちゃんと本になっていますね」
タイトルは『四季の草花』。
22ページある図鑑で、花のイラストや文字もちゃんと書かれています。
しかしなぜこんな本を?
「どんどん色んな国の人が世界一小さい本を作って、どんどん記録が行進され続けていますが、世界中で小さな本が作られていますけど、1mm以下のところまで50年かけてきた
1mm以下までは50年かけて完成させました」
こちら凸版(とっぱん)印刷では、50年以上前に、会社のPRの為、小さな本作りへの挑戦を開始。
ついに3年前、0.75mmという、世界で一番小さな本を作ることに成功したのです。
そして、それを支えたのはレーザー印刷技術の進歩。
しかし、このサイズの製本を可能にするのは職人の技。
かなり緻密な作業が続き、限られた人間しかできません。
世界一小さな本の中には、世界一の技術がぎっしりと詰まっていました。
ではここから、日本の知られざる世界一を一気にご紹介!
まずは、『大きな砂時計』。
一般の認知度は8%。
島根県の砂の博物館にある、巨大な砂時計。
全長5.2mの巨大な器に入っている砂は実に1トン。
すべて落ち切るまでに、なんと1年もかかるそうです。
さぁ、続いての知られざる世界一は…。
神奈川県川崎市のショッピング施設にあるこのエスカレーター。
短さが、世界一なんです!
段数は…、わずか5段しかありません。
実際に使ってみると、乗っている時間は…、
たったの5秒。
なぜこの短さなのかというと、27年前、この場所にエスカレーターの設置を検討。
しかし、床下の構造物が邪魔になることが判明。
やむなく、短い物になった、とのこと。
『プチカレーター』の愛称で親しまれていました。
日本の知られざる世界一、続いては…。
『大きな木製スタンプ』。
一般の認知度は1%。
埼玉県の神社で、創建1300年を記念して造られた巨大御朱印(ごしゅいん)で、先月、ギネス世界記録に認定されました。
重さは実に420kg、持ち上げるにはクレーンが必要です。
そして、3人がかりで念入りに踏み…
持ち上げてみると…。
超ビッグな御朱印の出来上がり!
この神社で通常押されるものの24倍。
大きなご利益があるかも、しれません。
続いてやってきたのは、静岡県島田市。
ここにある世界一は…?
「結構長いんですよね」
.Qそんなに長いんですか?
「世界一じゃないですか?」
「長い世界一」とは一体何が長いのか?
教えられた場所に行ってみると…。
「長~い!」
「誰かわたっていますが、あっち側ともなるとまるで米粒!」
日本の知れざる世界一、続いては『長い木造歩道橋』。
一般の認知度は1%でした。
「蓬莱橋(ほうらいばし)」という名のこの橋、長さは897.4m。
地元では語呂合わせで、「8974(ヤクナシ・厄なし)の橋」と呼ばれています。
「昔にタイムスリップしたみたい。神秘的な気分になりますね」
ちなみに踏み板を数えてみると…、4089枚もありました!
この橋ができたのは今から127年前。
台風で何度か流されていますが、その度に再建している、この街のシンボルなのです。
「私たちの宝です」
木製でしかも古い為、維持費などがかさむこの橋。
地元の皆さんは通行料という形でお金を出し合っていて、そのお金で末永く、維持していきたいとのことでした。
そしてこの橋の取材中、ある気になる情報が…。
「この近くに、面白くてインパクトのある世界一の施設があります」
すぐ近くにもう一つ、ギネス世界記録に認定された場所があるとのこと。
曽田リポーター「これですかね?ギネス認定って書いてある看板があります。そしてカッパ?」
こちらはカッパのコレクションでギネス世界記録を持つ場所。
館内を見てみると、とにかくカッパだらけ…!
カッパのオーケストラや、サッカーをしているカッパなど、
とにかく何もかもがカッパ、その数、1万点以上!
館内には確かにギネス世界記録の認定証がありました。
しかしこの記録、海外に競う相手がいるのでしょうか?・
「カッパ愛好家というのは世界各国にいます」
日本の町おこしなどで、たまに見かけるカッパ。
観光でそれを見た外国人が興味を持ち、コレクターになる方がいるといいます。
実際に、カッパに興味を持つ海外メディアからも取材があったそうです。
日本には、知られざる世界一がまだまだたくさんありそうです。