06月13日 19時17分
12日、岐阜県羽島市の木曽川で水上バイクがレジャー用のボートに衝突して家族4人が川に投げ出され、男の子2人が死亡した事故で、警察は、13日水上バイクを操縦していた27歳の日系ブラジル人の女を業務上過失致死傷の疑いで逮捕しました。
13日午後2時45分ごろ岐阜県羽島市の名神高速道路の木曽川橋の下流1.5キロメートルの木曽川で、水上バイクが、家族4人が乗ったレジャー用のゴムボートに衝突しました。
この事故でゴムボートに乗っていたいずれも日系ブラジル人の父親と子どもの3人のうち、岐阜県可児市のオオイシ・ファビオ・ヒデキくん(10)とオオイシ・フラビオ・アキラくん(3)が死亡しました。
35歳の父親と8歳の女の子も肩の骨を折るなどして病院で手当てを受けています。
警察は当時の詳しい状況を調べていましたが、水上バイクを操縦していた愛知県小牧市の日系ブラジル人、フジモト・マージョリ・マユミ容疑者(27)が、水上バイクを急発進させ、ゴムボートに衝突させたとして、13日、業務上過失致死傷の疑いで逮捕しました。
調べに対し、フジモト容疑者は容疑を認めているということです。
水上バイクを操縦するには「特殊小型船舶操縦士」の資格が必要ですが、警察によりますとフジモト容疑者はこの資格を持っていなかったとみられ、警察で事故の詳しいいきさつを調べています。
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