家に持ち帰ったST7は、父親が使いたいと言うので彼に譲る事にし、ようやく使用ポジションを得たのでした。
CDドライブ。MASHは当然装備しています。過去のDT系と比較して若干厚みがあります。
その理由と思われるのはドライブ内部で虹色に輝くライト。これを見せるために窓をつけたのだろうか。
Panasonicロゴは銀一色で、虹色に輝いていた過去の機種と比べると少し寂しい感じも。
前面をアップでご覧頂きましょう。デッキ2はこちらに装備されています。
残念ながら液晶画面のバックライトは切れてしまっています。
右下に表示されている黒い図形はスペシャライザの動作状況を表しています。
SPATIALIZERボタンを押すことで効果を調整できます。
スペシャライザ効果大。狭い部屋では効果が強すぎる感じです。
スペシャライザ効果小。この辺が丁度良いかも。
もう一度SPATIALIZERボタンを押すとロゴが消えます。この時の音は少々物足りない。
天板にはデッキ1が装備されています。
デッキは1,2共に電動で開閉します。
もちろんオートテープセレクターでノーマル、ハイポジ、メタル対応。
発売当時、既に世は失われた10年と後に呼ばれる長期不況に突入していましたが、
本機はこの辺の豪華装備を保っていた最後の世代でしょう。
2系統用意されたマイク入力端子とボリューム。カラオケのデュエット向けでしょうか。
上位機種に同一筐体を使用したRX-ST9GというCD-G対応の機種があるそうですが、その影響でしょう。
AMステレオ対応は嬉しいポイント。
縦に配置された、ラジカセでは珍しい構成のスピーカー。
下段はRX-DT75に似た通称渦巻きエッジのウーハーです。
意外と厚みのある側面。まず目に留まるのはPanasonicロゴ。
どうせなら着色してあればなお良かったかな。
背面を。電源はAC100Vのみで乾電池稼動は出来ません。
メモリーバックアップ用の電池は単3×4本と他機種より多めです。
右側には外部アンテナ端子、AMループアンテナ端子と固定用のホルダーが用意されています。
乾電池稼動能力が無い事やAMコイルアンテナが内蔵されていない事など、デザインだけではなく
構造もラジカセ離れしている印象。
左側には外部入力端子とCD OUT端子。どちらもかつてのようにRCA端子ではなくミニプラグになりました。
リモコン。型式はRAK-RX158WH。