日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

舛添知事と正月ホテルで会議 “出版社社長”は実在するのか

 毎週金曜の“舛添劇場”。10日の定例会見では、舛添要一東京都知事(67)が2013、14年の正月に千葉県内の「龍宮城ホテル三日月」に家族と共に宿泊した際、部屋に招き政治的な会議をしたという出版社社長の“正体”に報道陣の質問が集中。社長が実在しない可能性――という疑惑まで新たに浮上した。

「社長は既に亡くなっているのではないか」「『架空の人物では』との指摘もある」

 報道陣からの衝撃的な問いに舛添知事は否定することもなく、「お答えは差し控える」と口をつぐんだ。それもそのはず、社長の正体について、こんな話が囁かれている。

「社長はもともと新聞記者で、さる週刊誌の編集長も務めていた。昨年末に病気で亡くなっており、舛添さんは葬儀に参列していました」(メディア関係者)

 6日の会見で、疑惑を第三者の目で調査した佐々木善三弁護士は、「いろんな事情があって社長本人へのヒアリングはできなかった」と話していた。もし、社長が既に亡くなっているのなら、そう説明すればいいだけだが、舛添知事は「相手のプライバシーにかかわることなので」と繰り返すばかり。説明を聞いていても、社長の存在自体が疑わしくなってくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のニュース記事