2016年6月13日19時26分
サッカーJ1浦和のサポーターを名乗る人物がJ1鹿島のカイオ選手(22)=ブラジル=に対してツイッターで人種差別の投稿をした問題で、浦和は13日、投稿者から連絡があったと発表した。ただ、12日に面談の約束をしたが投稿者は現れず、その後は連絡を絶っているという。浦和は「誠意が感じられず、今後は法的措置も検討したい」としている。
浦和は問題発覚後、差別投稿があったツイッターのアカウントへメッセージを送信。投稿者の携帯電話から書き込みを認める連絡があり、12日に会って投稿の意図や謝罪の意思を確認しようとした。しかし、現在、投稿者の携帯電話は着信拒否設定で、ツイッターのアカウントも削除されているという。
関係者によると、投稿者は成人男性とみられ、問題発覚後にツイッター上では謝罪した。浦和の広報担当者は「カイオ選手へ謝る気持ちが本当にあるとは思えない誠実さを欠く行動。今からでも、自主的に申し出てきてほしい」と話している。
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