• 文字サイズ

トップ > エンタメ > 芸能 > 自公が恐れる舛添爆弾

人気ランキング
東スポ芸能
東スポ本紙の芸能スクープ記事がスマホで読める!
国内3キャリア完全対応
詳しくはこちらから
アクセスはこちら!
http://g.tospo.jp/
QRコードQRコードをスマートフォンから読み取ってください



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

自公が恐れる舛添爆弾
2016年06月13日 11時00分

舛添都知事

 自民党の下村博文総裁特別補佐(62)が12日、舛添要一東京都知事(67)への不信任案が都議会に提出された場合、自民党が賛成に回る可能性を指摘した。自民党東京都連会長代行でもある下村氏は「舛添氏の答弁次第だ。今までと同じトーンの答弁なら、納得できない」と分析。舛添氏は13日に都議会総務委員会の集中審議に出席する。

 舛添氏は公私混同疑惑で火だるまになっている。総務委員会は質問にまとめて答えるやり方ではなく、一問一答形式で行われる。これまでのように答えっぱなしでは逃げ切れない。答弁の内容次第では調査権限のある百条委員会の開催もあり得る。また下村氏の指摘するように不信任案への賛否に影響してくる。

 これまで自民党としては舛添氏に「辞めろ」とは言いづらかった。

 前職で作家の猪瀬直樹氏(69)が医療法人徳洲会から5000万円を受領し返金した問題をめぐって2013年12月に辞職。舛添氏は14年2月の都知事選に立候補して当選した。

「国会議員を辞職した後の舛添氏は、新聞社や出版社を回りながら仕事をもらい執筆活動をしていた。某大学で国際政治学教授の話も持ち上がっていました。そんな時、猪瀬さんが政治とカネの問題を起こした。舛添氏が舞い上がっていたことを覚えています」と当時を知る関係者は振り返った。

 舛添氏は自民党を除籍処分で離党した身にありながら当時、幹事長だった石破茂地方創生担当相(59)や東京都議会自民党のドンに頭を下げて推薦を取り付けた。

 自民党関係者は「厚顔無恥とは舛添氏のようなタイプを言うんでしょうね。連立を組む公明党に支援を要請するのは理解できました。ところが、野党支持の団体にまで支援を要請していた。後でビックリです。当時、自民党は“ポスト猪瀬”がいませんでしたから、舛添氏に足元を見られたのかもしれない」と肩を落として話した。

 自民党は都知事選で舛添氏を推していた上、今は“ポスト舛添”が見つからないので、強く辞任を要求できずにいた。しかし参院選にマイナスになることが一番の心配の種で、それどころではなくなってきた。なかでも定数が1つ増えて6議席となった東京選挙区はかなりピンチになっている。

 政府関係者は「自民党候補のうち中川雅治氏は組織票でなんとかなる。もう1人は浮動票で取らないといけないので、有名人が良かったが、乙武洋匡氏は不倫で駄目になってしまった。そこで候補者探しが迷走してしまったのです」。ようやく元ビーチバレー五輪代表の朝日健太郎氏(40)の擁立にこぎつけたところだった。

「正直、インパクトに欠けるのが実情です。しかも、東京には田中康夫氏や高樹沙耶氏など有名人が乱立している。舛添スキャンダルの影響で、まさか東京で1議席ということになりかねません」(前出の政府関係者)。政権与党が定数6で1議席しか取れないとなれば、赤っ恥だ。

 2議席取るために、不信任案には賛成して有権者にアピールすることが大事だが懸念もある。それは不信任案が可決した場合、舛添氏はすんなり辞めず、議会を解散させかねないことだ。自民党関係者は「どの都議も参院選で自分たちの支持者に応援を頼みます。その上、自分たちの選挙も手伝ってもらうとなると支持者の負担が大きく、嫌がられる。解散はしてほしくないのが本音でしょう」と明かす。自民党とともに与党の公明党も、今年の都議選は避けたいところだ。

 野党関係者は「すでに舛添氏はレームダックで、失うものは何もない。これだけ税金を食い物にしてきた人だから、選挙にかかるコストを気にする人じゃないよ」と指摘。現時点で辞任となれば舛添氏の政治生命は絶たれる。これほど都民だけではなく国民の不興を買えば、橋下徹前大阪市長(46)や東国原英夫元宮崎県知事(58)のように、タレント復帰も難しい。

 ネット上では「ねずみ男」とやゆされる舛添氏だが、窮鼠ネコをかむという展開もあり得る。

【編集部のおすすめ】




【関連記事】


ピックアップ
厩舎情報徹底取材「ザッツPOG」好評発売中
アンカツ3年連続参戦、2年連続で推奨馬クラシック制覇の虎石「神セレクト」、井崎、マツパク先生と最強布陣でお届けします。

【覚醒剤事件】番長・清原和博の転落と闇
球界はもとより各方面に衝撃が広がった「覚醒剤事件」。東スポが報じてきた球界の番長の“足跡”を公開!

【ベッキー】不倫休業からテレビ復帰までの一部始終
不倫騒動で休業に追い込まれたベッキーがテレビ復帰…今後はどうなる?


おすすめコンテンツ
出走メンバー、コメント、本紙の見解に担当記者のコラムを掲載

モーニング娘。'16のメンバーがメンバーが日替わりで登場!(全12回)

これが全面休業からテレビ復帰までの一部始終!

本紙がつかんでいた不穏情報を一挙公開!

セクシー女優がAV、病気のことなど赤裸々に半生を語り尽くす(全20回)

「メジャー屈指の救援投手」に大接近!

マイクをペンに持ち替えて、女子アナたちの不仲疑惑、未成年アイドルとの飲酒騒動などを大放出!

女子からヤング、ベテランまでレーサーの人柄を紹介。さらにアカデミーで舟券的中を目指す!

今回は尼崎SG「第43回オールスター 」

18〜23歳(高卒以上)。仕事内容は編集局の補助で原稿運び、郵便仕分けなど。やる気のある方、上記をクリック!

誤字脱字のチェックなどの校閲業務。高卒以上で最低1年間は勤務可能な方、上記をクリック!

新着フォト
東スポ動画
「ミス東スポ2016」グランプリ決定
注目コンテンツ
開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。