舛添知事 集中審議 公明・共産・民進が辞職要求
東京都の舛添知事の政治資金などを巡る問題で、都議会では一問一答形式の集中審議が行われていて、各会派の追及に対し舛添知事の答弁が続いていますが、同じ内容の説明を繰り返す場面も多く見られ、これまでに、自民党を除く公明党、共産党、民進党の3つの会派が辞職を求めました。
舛添知事に対する集中審議は午後2時半から行われていて、はじめに、自民党の鈴木隆道議員が説明責任と出処進退などを問いただしたうえで、家族で泊まった千葉県のホテルで開いたとする会議の相手について氏名を明らかにするよう求めました。
これに対し、舛添知事は「政治の機微に関わるため、政治家の信義として外に出せない。名前を明らかにするのはご容赦願いたい」とこれまでの答弁と同じように氏名は公表できないという考えを重ねて示しました。
また、政治資金パーティーの出席者20数人分のサンドイッチ代として喫茶店に支払った1万8000円の支出を「不適切ではない」とした弁護士の調査がどのように行われたのか問われたのに対し、舛添知事は「弁護士が2回ほど電話したが、断られた」として店側には直接、確認できなかったことを明らかにしたうえで「事務スタッフにヒアリングをして、領収書の存在や筆跡も確認した。私自身はきちんと勉強会をやっている。全く何の疑いもない」などと答えました。
続いて公明党の松葉多美子議員が、政治資金で購入した多数の美術品を解散した政治団体から現在の政治団体に引き継ぐ際に収支報告書に記載していないのは資産隠しではないかと問いただしました。
これに対して、舛添知事は「私物化する気は全くない。政治団体の政治資金で購入したものなので、現在の政治団体「泰山会」にそのまま引き継いだ。私の認識が間違っているのであれば、どういう形で是正できるか考えたい」と述べました。
また美術品の保管場所や贈り先の氏名などを、20日の集中審議までに示すよう求められたのに対し、舛添知事は「しっかり精査して、条件が整えば示せるようにしたい」と述べ、できるだけ早く、リストを作って公表する考えを示しました。
そのうえで公明党の松葉議員は、「オリンピック・パラリンピックを語る資格はなく、舛添知事は辞職すべきだ」と述べました。続いて共産党の曽根肇議員がホテルで開いたとする会議の相手について当初は「事務所の関係者ら」と説明していたにもかかわらず、出版社の社長1人だったと説明が変わったことについて問いただしました。
これに対し舛添知事は、「『事務所関係者ら』と一般的な形でおおまかに言ったのは反省している」などと述べたうえで、社長にどのように連絡したのかについては「つぶさに覚えていない」と答えたほか、相手の服装については「細かく覚えていないが、ラフな格好で来たと思う」などと述べました。さらに社長が実在する根拠があるのかと問われ、「政治の機微に関わる問題についてお答えするのはご容赦頂きたい」と同じ説明を繰り返しました。
またホテルの領収書には、ただし書きがなく、明細書をあえて切り離し、家族旅行を政治活動として報告できるようにしたのではないかと指摘されたのに対し、「そういう意図はない。会計責任者が切り離して添付したのだと思うが、今後は間違いのないようにしたい」と述べました。最後に共産党の曽根議員は、舛添知事に辞職を求めたうえで、より厳しい調査権を持つ百条委員会の設置を求めました。
続いて、民進党の西沢圭太議員が、舛添知事が政治資金パーティーで参加者に配ったとされる自身の似顔絵入りのまんじゅうについて「購入したとされる政治団体はすでに解散していたはずで、なぜ、この団体が購入しているのか」と問いただしました。
これに対して舛添知事は「確認したところ、弁護士が報告書を書く際、別の政治団体を書くべきところ記入ミスをした。大変申し訳ない」と述べ、まんじゅうを購入したのは現在の政治団体の「泰山会」だったと答えました。そのうえで、民進党の西沢議員は舛添知事に辞職を求めました。
集中審議では旧維新の党の民進党都議団が質疑を行ったあと、かがやけTokyoが質疑を行う予定です。
これに対し、舛添知事は「政治の機微に関わるため、政治家の信義として外に出せない。名前を明らかにするのはご容赦願いたい」とこれまでの答弁と同じように氏名は公表できないという考えを重ねて示しました。
また、政治資金パーティーの出席者20数人分のサンドイッチ代として喫茶店に支払った1万8000円の支出を「不適切ではない」とした弁護士の調査がどのように行われたのか問われたのに対し、舛添知事は「弁護士が2回ほど電話したが、断られた」として店側には直接、確認できなかったことを明らかにしたうえで「事務スタッフにヒアリングをして、領収書の存在や筆跡も確認した。私自身はきちんと勉強会をやっている。全く何の疑いもない」などと答えました。
続いて公明党の松葉多美子議員が、政治資金で購入した多数の美術品を解散した政治団体から現在の政治団体に引き継ぐ際に収支報告書に記載していないのは資産隠しではないかと問いただしました。
これに対して、舛添知事は「私物化する気は全くない。政治団体の政治資金で購入したものなので、現在の政治団体「泰山会」にそのまま引き継いだ。私の認識が間違っているのであれば、どういう形で是正できるか考えたい」と述べました。
また美術品の保管場所や贈り先の氏名などを、20日の集中審議までに示すよう求められたのに対し、舛添知事は「しっかり精査して、条件が整えば示せるようにしたい」と述べ、できるだけ早く、リストを作って公表する考えを示しました。
そのうえで公明党の松葉議員は、「オリンピック・パラリンピックを語る資格はなく、舛添知事は辞職すべきだ」と述べました。続いて共産党の曽根肇議員がホテルで開いたとする会議の相手について当初は「事務所の関係者ら」と説明していたにもかかわらず、出版社の社長1人だったと説明が変わったことについて問いただしました。
これに対し舛添知事は、「『事務所関係者ら』と一般的な形でおおまかに言ったのは反省している」などと述べたうえで、社長にどのように連絡したのかについては「つぶさに覚えていない」と答えたほか、相手の服装については「細かく覚えていないが、ラフな格好で来たと思う」などと述べました。さらに社長が実在する根拠があるのかと問われ、「政治の機微に関わる問題についてお答えするのはご容赦頂きたい」と同じ説明を繰り返しました。
またホテルの領収書には、ただし書きがなく、明細書をあえて切り離し、家族旅行を政治活動として報告できるようにしたのではないかと指摘されたのに対し、「そういう意図はない。会計責任者が切り離して添付したのだと思うが、今後は間違いのないようにしたい」と述べました。最後に共産党の曽根議員は、舛添知事に辞職を求めたうえで、より厳しい調査権を持つ百条委員会の設置を求めました。
続いて、民進党の西沢圭太議員が、舛添知事が政治資金パーティーで参加者に配ったとされる自身の似顔絵入りのまんじゅうについて「購入したとされる政治団体はすでに解散していたはずで、なぜ、この団体が購入しているのか」と問いただしました。
これに対して舛添知事は「確認したところ、弁護士が報告書を書く際、別の政治団体を書くべきところ記入ミスをした。大変申し訳ない」と述べ、まんじゅうを購入したのは現在の政治団体の「泰山会」だったと答えました。そのうえで、民進党の西沢議員は舛添知事に辞職を求めました。
集中審議では旧維新の党の民進党都議団が質疑を行ったあと、かがやけTokyoが質疑を行う予定です。