蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ゴルフ】宮里藍は大失速で30位タイに急落2016年6月13日 紙面から ◇全米女子プロ<第3日>
▽11日、米ワシントン州、サマミシュ、サハリーCC(6624ヤード、パー71)▽曇り一時雨、気温19度、南西弱風▽賞金350万ドル、優勝52万5000ドル▽75選手 【サマミシュ(米ワシントン州)テッド・ムース】6位で出た宮里藍(30)=サントリー=が1バーディー、7ボギーの77と乱れ、通算6オーバーで首位と8打差の30位に急降下した。ともに77だった宮里美香(26)=NTTぷらら=は通算9オーバーで47位、野村敏京(23)は13オーバーで70位に下がった。メジャー3連勝を狙うリディア・コ(ニュージーランド)が70で周り、通算2アンダーで単独トップに立った。 藍があっけなく崩れた。バーディーを欲しがり、ボギーに焦る。我慢、我慢と思いながらも、ミスの連鎖を止められなかった。「スコアを落としたくないという気持ちが邪魔をした」。淡々とラウンドを振り返る表情には、悔しさがにじんでいた。 3番パー4。2打目をグリーン奥に外しながら、巧妙なロブショットでピンそば1・5メートルに寄せた。誰もがパーセーブと思った直後、パットはわずかに切れた。続く4番では痛恨の3パット。5番でも再び1・5メートルが入らない。ショットの不調に加え、前夜の降雨で軟らかくなったグリーンの対応にもてこずり、「(パットの)感触をつかむまで時間がかかってしまった」。序盤の3連続ボギーで一気に後退した。 8番パー4では花道からの3打目をピン上2メートルに寄せ、9番パー3もバンカーから2メートルにつけたのに、いずれも肝心のパットが入らない。13番で7メートルを沈めてバーディーを奪ったが、続く14番ではまたもや1メートルのパーパットを外した。最後までプレーがかみ合わず、悪い流れを引きずったままだった。 最終日に向け、藍は「少し考えをリセットして、また明日は一つ一つ積み重ねていくつもりでやれたら、もう少し、良い内容のプレーができるかなと思う」と自分に言い聞かせるように語った。 PR情報
|