蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ゴルフ】イ・ボミ 史上2位タイの9戦連続5位以上もV逸で「悔しい」2016年6月13日 紙面から ◇サントリーレディス<最終日>
▽12日、神戸市・六甲国際GC(6511ヤード、パー72)▽曇り、27・3度、東2・1メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽68選手(うちアマ5人)▽観衆7510人 68で回ったイ・ボミ(27)=韓国=が通算10アンダーで2位フィニッシュとし、自らの「開幕から出場大会連続トップ10入り」記録を10戦に伸ばすとともに、9戦連続ベスト5でツアー史上2位の記録に並んだ。姜秀衍(カン・スーヨン、40)=韓国=が通算11アンダーで日本ツアー2勝目。イ・ボミと同じく2位には吉田弓美子(29)、青木瀬令奈(23)=三和シヤッター工業。服部真夕(28)=LIXIL=と堀琴音(20)=東芝=はともに6アンダーの10位に終わった。 思いを次々と実現しながら、しかしイ・ボミは次の目標を定める。トレードマークの笑顔は少し、曇った。着実にスコアを伸ばし、2組後ろの姜秀衍と同スコアで迎えた最終18番。バーディーパットは2メートルオーバー。返しのパーパットがわずかにカップ左をすり抜けた。 「悔しい。ショットもパットも流れはよかったのに、18番のティーショット(右ラフへ)とパッティングのミスが…」 結果は1打差の2位。これで9戦連続5位以内となり、賞金ランクも首位に返り咲き。さらに目標とする平均ストローク60台(69・9375、1位)にも突入した。 それでも「悔しい」という言葉に感情がこもったのは、優勝を逃したというだけではなかった。というのも、この日の姜秀衍を含め、今季14戦目で35歳以上のベテランによる優勝は5試合目。 イ・ボミは「自分は『いい時(若いうち)に引退した方がいいかな』と思ってました。でも(表)純子さんや姜秀衍さんの優勝を見て、自分にその考えがあるから今、勝てないんだ、と。すぐ『疲れた』と言ってしまったり、反省します」とベテランの頑張りに、大いに感銘を受けた。 今、国内ツアー最強は間違いない。しかし“その先”に目を向けたイ・ボミ。距離感が合わず、気になっていた51度ウエッジにも光明が見えたそうで、「ピンそば70センチについた17番のサードショット。あれ、51度ウエッジだったんですよ。バッチリでした。来週からが楽しみ」。今大会でもナンバーワンといえるギャラリーを集めたスマイルが、これからまだ何年も見られそうだ。 PR情報
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