蹴球探訪
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【プロ野球】DeNA・山口 自身初の2試合連続完封2016年6月13日 紙面から ◇DeNA4−0オリックス
DeNAが3連勝を飾った。山口が5安打に抑えて2試合連続の完封で5勝目を挙げた。打線は3回に下園の内野ゴロで先制し、5回に筒香の適時打などで2点を追加した。オリックスは2試合連続の零敗で4連敗となった。 ◇ 「チョー気持ちいい!」。DeNAの山口が自身初、球団では2007年10月の寺原(現ソフトバンク)以来となる2試合連続完封。ヒーローインタビューで、前回と同じように歓喜の雄たけびを上げた。 1回のピンチを切り抜けたのが大きかった。1死二、三塁でT−岡田を137キロのフォークで空振り三振、中島を149キロの真っすぐで遊ゴロ。篠原投手コーチに「(調子が)悪いときは、あそこで踏ん張れない。低いゾーンで勝負できていた」とたたえられた。 2回以降は散発3安打、三塁も踏ませずスイスイと最後まで投げ切った。奪三振は前回の10から半減したが、オフに習得したワンシームなど微妙に動く速球を駆使し、早打ちのオリックス打線から内野ゴロで18のアウトを稼いだ。「去年より抜けていて、打者の目線をずらす意味でもタイミングを外す意味でも良くなっている」と自賛するカーブも要所で放り、緩急を効かせた。 「パ・リーグ相手に2試合ゼロで抑えられたことは自信になるけど、これからが勝負。シーズン終盤の大事な試合でこういうピッチングができるように頑張りたい」。ラミレス監督から「エースになれる素材」と期待をかけられ、開幕投手に指名された右腕。負傷で大役こそ逃したものの、エースへの階段を上りつつある。 (小林孝一郎) PR情報
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