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【プロ野球】

ソフトB・城所が2発含む3安打 チームの勝利に大きく貢献

2016年6月13日 紙面から

◇ソフトバンク7−5巨人

ソフトバンク−巨人 3回1死一塁、右翼席に2打席連続の4号2ランを放つ城所(式町要撮影)=ヤフオクドームで

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 ソフトバンクが6連勝で両リーグ最速の40勝に到達した。城所が1回に先制2ラン、3回に2打席連発の2ラン。5−1の6回には松田が2ランを放った。武田は8回途中5失点でリーグトップに並ぶ7勝目。巨人は4連敗で借金1。

      ◇

 伏兵の連発がソフトバンクに両リーグ最速40勝をもたらした。昨年まで12年間でわずか1本塁打の城所が、最初は1回無死二塁から3号を右翼ポール際、テラス席にドン。続く3回1死一塁の4号は右翼席まで届いた。

 6戦連続スタメンのスーパーサブが、プロ初の2打席連発。2度とも走者を置いた場面でバントではなく「打て」のサインで、最初のストライクを積極的に振り抜いた。「腹をくくった。思いきりいった」と初の1試合4打点。

 5月18日の日本ハム戦、代打で9年ぶりのアーチをかけてからもう4発。「大きいのを狙ってるわけじゃないんですけどね。バットも短く持ってますし」。増量からスピード重視へ、オフにトレーニングを見直し「6キロ体重を落とした割には強い打球が飛ぶ」といぶかった。腹筋500回をこなす体幹の強さが、役に立っているのかもしれない。

 5回2死では一塁内野安打で、この6連戦2度目の猛打賞。これも得点に結びつき、終盤の反撃をしのぐ要因となった。昨季に続く巨人戦3連勝。今季4度目の6連勝で交流戦最高勝率マジックは1つ減って5。今週中にもリーグ優勝マジックまで点灯する。

 

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