記事の目的
玩具ゲームには誰でも気軽に遊べてかつ多くの能力を促進できる素晴らしいものが多くあります。玩具ゲームで遊ぶことにより、脳の活性化やストレス解消、コミュニケーションの促進などの効果があります。もちろん子どもへの教育にもおすすめです。
今回は創造性や思考力、記憶力や語彙、芸術センスなどを磨くことができるゲームでありながら子どもから大人まで、老若男女問わず楽しめるゲームを紹介します。
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アルゴ
アルゴは相手のカードの数字を当てる推理カードゲームです。対戦相手の数字がわからないようにカードをふせて置き、対戦相手のふせてあるカードの数字を推理して当てます。自分のカードの数字と、ゲームを進めていくうちにわかってくる条件をヒントに推理して、相手のカードを先に全部当てた方が勝ちです。
ルールは簡単なので誰でもすぐにプレーでき、プレーするうちにゲームのおもしろさと奥深さに驚くかと思います。遊べば遊ぶほど集中力・記憶力・分析力が身につき、論理的思考能力が向上します。 子どもから大人まで脳のトレーニングにおすすめです。
賢人パズル
カラフルな7つのブロックで木製プレートの上に立方体を組みたてていくパズルゲームです。56種類のパターンを掲載したテキストブックを参考にブロックを積み上げていきます。テキストブックが進むにつれて自由度があがり、大変難しくなります。問題は全部で56問もあります。
上級レベルは大人でも頭を抱えるほど難易度が高く、夢中で遊ぶうちに脳が活性化されます。立方体が完成したときの満足感が繰り返しチャレンジする意欲を引き出し、忍耐力と集中力を養います。
カヤナック
極寒地のイヌイットになって氷の下の魚を釣り上げるゲームです。氷原の上で、1人ずつ代わりばんこに、サイコロの指示で自分の白熊コマを移動させたり、コマの周囲に釣竿のお尻部分を刺して穴を空けたり、空いた穴に磁石の釣り針を垂らして魚を釣ったりしていくボードゲームです。
効率化やまだ釣っていない穴の把握などさまざまな要素が、誰にでもできる絶妙なバランスで複合的に込められています。先を読む力、ちょっとした頭脳プレイが要求されます。このゲームを通して勘と記憶力、力加減、バランス感覚を鍛えることができます。
ドブル
50種類以上のマークの中から8つが描かれた55枚のカードで遊ぶ早解きゲームです。全てのカードは他のカードとたった1つだけ共通するマークが描かれており、それを探すことがゲームの目的です。
先に2枚のカードの間に共通するマークを見つけて宣言し、そのカードを遊んでいるミニゲームのルールで決められた通りに獲得したり、捨てたり、別の場所に置いたりします。
遊び方も5種類かあり、幼児でも理解できるシンプルなルールですが大人でも思わず白熱してしまいます。にぎやかにミニゲームを遊びながら、スピード、観察力、そして反射神経を鍛えることができる大人から子供まで楽しめるパーティゲームです。
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ブロックス
タイルを角が接するように置いていくロジカルなテリトリー戦略ゲームです。21個の異なるピースを置いていき、より多くのピースを置きったプレイヤーが勝ちとなります。どのようにテリトリーを広げるか、プレイヤーの「先読み力」が勝敗を大きく左右します。
家族、友人、誰とでも楽したり、一人でもパズルのように楽しんだりすることもできる奥深いゲームです。それぞれのプレイヤーが戦略や図形を頭の中で組み立てるので、論理的思考力と平面図形の基礎を養うことができます。
イコールカード
論理的思考で算数の答えを導く事ができる日本で発明された算数パズルです。カードは合計で58枚あり、表にはそれぞれ4色の0~9までの数字と、+-×÷の演算記号が表記されており、裏側はすべて「=(イコール)」と記されています。
イコールカードは解答の決まった計算ドリルと異なり、解答はひとつとは限らないため頭の中で何通りもの計算式を考えることによって答えを導いていきます。計算力と発想力を高めていけるだけでなく、家族や友人とのコミュニケーションツールとしても役に立ちます。全国の公立の小中学校や塾などでも採用されています。
ラブレター
愛しの姫にラブレターを手渡すため、城に仕えるさまざまな人たちにラブレターを運んでもらうことで最終的に姫や姫に近い身分の人へ届けるカードゲームです。 2012年日本ボードゲーム大賞で大賞受賞、2013年ゴールデンギーク賞で4部門同時受賞という快挙を達成した世界的な傑作です。
深くゲームの世界観を堪能できるようになっており、想像力や推理力を向上させることができます。1ゲームの時間は最長でも5分程度なので何度でも気軽に遊べます。追加ルールや追加カードもあるため、バラエティのある内容になっています。
カタン
カタンという無人島を舞台に、拠点となる開拓地(家)を建ててそこから島全体を開拓していくボードゲームです。サイコロによって獲得した資源で開拓地を建てていったり、時には対戦相手と資源の交換をしたりしていきます。最初に10点取った人が勝者になります。
優しい交渉を持ちかけたり受け入れることで会話を楽しみながらバランスを調整できるので、協調性やバランスのとり方、計算力、判断力を培っていくことができます。この会話はアナログゲームだからこそ味わえることの1つで、相手との新密度が深まりゲームが盛り上がります。
カルカソンヌ
自分の施設をより大きくしたり、ライバルの施設の発展を妨害したりしていくボードゲームゲームです。ターンで交互に1枚ずつタイルをめくって出てきた絵を繋げていきながら、完成の見込みがある城塞都市や道などの施設を自色の駒でおさえていくことで得点を獲得していくゲームです。
初心者や子供でも遊びやすく、全体的には作戦と運が相半ばしたバランスの良いゲームであり、創造性や戦略的思考力、判断力を鍛えることができます。手軽に遊んでもよし、じっくり遊んでもよし。遊ぶ人数を選ばないので、2人用としてもお薦めできます。
ディクシット
絵にタイトルをつけて、プレイヤー同士で推理していく芸術系なボードゲームです。このゲームでは、各プレイヤーが6枚ずつの手札を持ち、1人ずつ交代で語り部となっていきます。語り部は自分の手札1枚を選び、その絵柄から連想される言葉を言い、他のプレイヤーは自分の手札からその言葉にもっとも関係していると思うカード1枚を選びます。
全員がカード1枚ずつを出したら、語り部がそれをシャッフルして並べ、語り部以外のプレイヤーは「語り部の選んだカード」と思ったカードに投票します。その投票結果によってポイントを獲得していくというゲームです。
多くのボードゲームが数学的要素を組み合わせているのに対し、ディクシットは絵心と語彙力・言葉のセンスを磨き、相手プレイヤーの感性を見抜く力を競いあうユニークな作品になっています。
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