出し子の26歳男を逮捕 警視庁
17都府県のコンビニの現金自動受払機(ATM)で偽造クレジットカードによって総額約18億6000万円が不正に引き出された事件で、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は13日、東京都北区上十条5、塗装工、岩本和志容疑者(26)を不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は5月15日午前7時9分ごろから約6分間に、足立区のセブン−イレブンに設置されているATMから、南アフリカのスタンダード銀行が発行するクレジットカード情報を用いて偽造されたカードを使用し、90万円を引き出したとしている。容疑を認めているという。
岩本容疑者は、今月6日に同容疑で逮捕された和泉智之容疑者(34)と同じ会社の寮に住んでいる。ATMのカメラには、岩本容疑者が現金を引き出した直後に和泉容疑者が現金を引き出す様子が映っていた。無地の白いカードを使用していたという。【斎川瞳】