厚切りジェイソンがタトゥー入り外国人の公共温泉入浴に言及「文化が違う」

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10日放送の「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)で、アメリカ・ミシガン州出身のお笑いタレント・厚切りジェイソンが、タトゥーを入れた外国人の公共温泉への入浴について、持論を述べる場面があった。

番組では、公共入浴施設で生じている外国人タトゥー問題を取り上げた。近年は日本を訪れる外国人が増加し、年間2000万人を超えようとしており、温泉等でのトラブルもあるという。

観光庁調べによると、実に56%の入浴施設において、タトゥーがある人の入浴を断っているというデータがある。その一方で、外国人にとってのタトゥーは宗教上の理由などさまざまな意味を持つ。2013年9月には、ニュージーランドの先住民族・マオリ族の女性が、顔に入ったタトゥーを理由に北海道の温泉で入浴を拒否されて抗議し、国内外で論議を巻き起こした。

紹介VTR後のスタジオでは、タトゥーが入った外国人観光客の温泉利用の可否を出演者に聞いた。すると、多くの出演者が反対に回る中、厚切りジェイソンただひとりが「いいでしょう」と賛成の立場に立ったのだ。

厚切りジェイソンは「(日本と海外では)文化が全然違いますからね。たぶん日本がタトゥーをダメという理由は犯罪とかそういうつながりが昔あったから。でもアメリカ、海外ではそういうのはないですからね」「犯罪とつながっているとは限らないですから」と賛成の理由を説明する。

この見解をふまえ、司会を務めるくりぃむしちゅーの有田哲平は「日本人のかたが刺青というのではなく、最近の若者がタトゥーを入れるのは認めていいんですか?」と厚切りジェイソンに素朴な疑問をぶつける。

すると、厚切りジェイソンは「別にいいんじゃないですか。最近のファッションですしね」と答え、犯罪との関連性を感じさせる刺青と、タトゥーは明らかに異なるとする自らの立場を主張したのだった。

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