円相場 英国民投票への警戒から円高に
週明けの13日の東京外国為替市場は、イギリスで行われるEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票への警戒感から、比較的安全な資産とされる円を買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル=106円台前半まで値上がりしています。
市場関係者は「今月23日に行われる国民投票の結果、仮にイギリスがEUから離脱することになれば、ユーロ圏経済だけでなく世界経済が大きく混乱するおそれがあるという見方が広がっている。このため、投資家がリスクを避けようという動きを一気に強め、比較的安全な資産とされる円はユーロだけでなくドルに対しても買われやすい展開が続いている」と話しています。