苦手意識を克服!コミュニケーションに自信のない人が読むべき本10選
「会話が続かない…」「コミュニケーションがうまくとれない…」「自分の考えをうまく人に伝えられない…」と悩んでいる方は多いと思います。
それを「性格だから仕方がない」と諦めてはいませんか?コミュニケーション力は元々持っている能力だけで決まるものではありません。技術や心理を学ぶことで上達させられるスキルなのです。
本記事では、コミュニケーション力をもっと高めたいとお悩みの方におすすめの書籍を10冊厳選してご紹介します。
①嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
フロイト、ユングと並んで「心理学の三大巨頭」の一人に数えられる心理学者アルフレッド・アドラーの哲学を対話形式で解説しています。
対人関係を改善するための他人との向き合い方、自分との向き合い方をアドラーの哲学を通して解き明かしています。
他人に対して劣等感を抱いたり、自分にコンプレックスを感じたり、そんな生きづらさを感じている方はぜひ読んでみてください。
②自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分という「箱」の中に入った状態と、「箱」の外に出ている状態で人間関係が大きく変わってくる、ということに気づかせてくれる自己啓発書です。
コミュニケーションがうまくいかない原因は、他人との相性よりも、自分自身にある可能性が高いものです。
対人関係の悩みが多い方は自分を見つめ直すために読んでみてはいかがでしょう。
③雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール
テレビでも活躍している明治大学文学部・齋藤 孝教授の書籍で、雑談力を上げるための方法を教えてくれます。
一見無駄のように思える雑談は、コミュニケーションに欠かせない手段です。
沈黙は怖い、けど雑談が苦手で沈黙を破る術がわからない、という方は本書を参考に雑談力を磨いてはいかがでしょう。
④質問力
こちらも斎藤 孝教授の書籍です。
話上手な人に共通している質問力のコツを教えてくれます。
質問するのが上手になれば会話も自然と続くので、会話が続かない方は本書を参考に質問力を磨いてみてください。
⑤誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール
7章に分けて「話し方」「聞き方」「質問の仕方」「つかみ方」のコツを紹介しています。
定番の「天気の話」でもひとひねりして話すといったテクニックや、次の言葉が出てこないときの対処法をはじめ、66の話し方のコツが書かれています。
会話がすぐ途切れて困ることが多い方は参考にしてみてください。
⑥「しゃべる」技術~仕事力が3倍あがる話し方の極意
前半は話し方のポイントの解説、後半では仕事のビジネストーク力を高めるためのテクニックなどを紹介しています。
人前で自分の思っていることをうまく話せない、初対面で必要以上にあがってしまう、話が続かない、というような悩みを抱えている方の参考になるでしょう。
⑦プロカウンセラーの聞く技術
本書ではプロカウンセラーが「聞く」技術について全31章にわたって解説しています。
コミュニケーションは「話す」だけではなく、相手の話を「聞く」ことが重要です。
ただ漫然と「聞く」のではなく、相手とのコミュニケーションをより良くするための「聞く」技術が必要なのです。聞き上手になりたい方はぜひ読んでみてください。
⑧わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か
劇作家、演出家の平田 オリザさんの書籍です。
「最近の若者にはコミュニケーション能力がない」とよくいわれますが、それは果たして本当なのかと疑問を投げかけている一冊です。
副題に書かれているように、「コミュニケーション能力とは何か?」をテーマにした書籍で、コミュニケーションについて考えなおすきっかけになります。
⑨心の動きが手にとるようにわかるNLP理論
NLP(Neuro-Linguistic Programming:神経言語プログラミング)は心理療法の現場で用いられている心理学で、コミュニケーションの手法としても活用されています。
本書は相手の立場になる「ポジションチェンジ」、信頼関係をつくり出す「ラポール」、相手の欲しいものを聞き出す技術「カリブレーション」などの日常生活でも使えるNLPの技法を紹介しています。
⑩マンガでやさしくわかるNLP
「NLPって難しそうだなぁ…」という方には、マンガでわかりやすくNLPを解説しているこちらの本がおすすめ。
マンガなので気負わずに読めますし、ストーリー性があるので頭に入りやすいです。
まとめ
ちょっとしたテクニックを身に付けるだけでも、それまでよりコミュニケーションがスムーズになり、会話に対する苦手意識も解消されます。
すべての技術を覚える必要はないので、自分の状況に合ったコミュニケーション術を学んでみましょう。