週末、久しぶりに大掛かりなお片づけをしました。
先日の記事で振り返っても、この1年で捨てたものはかなりありましたが、
今回、まだ手放していないところにようやく着手する踏ん切りがつきました。
前回の廃棄業者を呼んだ時より多いかもしれませんので、今日から何回かに分けて記事にします。
寝室のベッド
結婚した時に、実家からもらったベッド。引っ越しのたびに解体しては組み立てて使っていました。
今回は家族の了解も得て、思い切って処分しました。
小さな足音さえも響く部屋。
少し下がった室温。
ベッドの下に隠れて見えなかった床。
とにかくとても静かです。
何もないので、ストレッチポールと寝袋を置いてみました。
腕を思い切り広げて、肩甲骨を伸ばす気持ちよさよ。
寝るだけでOK!腰痛や肩こりに良い「ストレッチポール」が超気持ちイイ - NAVER まとめ
まだマットレスを買っていないので、しばらくは居間で寝ます。
ベッド処分で廃棄業者のおじさんに言われたこと
「まだ綺麗に使えるベッドなのにもったいないね」業者のおじさんに言われて、ベッドをもらった時の母の顔を思い出し、少しだけ悲しくなりました。
ですが、リサイクルショップでは大型ベッドはとにかく「場所をとる存在」なので、在庫管理としては正直コスパが良くないそうです。ベッドがあると、他に売れる物を置けなくなってしまうからとのこと…だから状態が良くても高値で買取はしづらいのだそうです。
こうして、また1つ我が家に使わない部屋ができ、無駄な家賃を支払っているという状況になりました。
2DKで2部屋空いているので、もう民泊でも始めちゃおうかしら。寝室だけで3人位は泊まれます。
なぜ、今手放したのか振り返る
ミニマリストの中には、部屋のモノを手放すというと、服や机などと一緒に、ベッドを真っ先に処分する人も多いですよね。
私も、独身一人暮らしだったらそうだったかもなぁ…と、ずっと思っていました。
22の時はベッドはおろか冷蔵庫もテレビも洗濯機もない部屋で暮らしてましたから。
「私の部屋になんにもなかった時」の話 - LEAN STYLE〜リーンスタイル〜
でも、結婚をしたり一緒に生活をする人がいると、自分のルールや価値観だけで物事を決められないことが増えました。
今の自分の気分(モノを減らしたい欲求)と、相手の気分が必ずしも一致するとは限りませんし、逆に趣味でも考え方でも良いから、どこかに一致する部分があるからこそ、生活が楽しく思えたりするものです。
それは時にとても心地が良く、時には正直、都合が悪かったりもして、結局なんとなく自我を通すことすら面倒になり、
「ベッドがなきゃ嫌」とか、「いいや、なくても良いさ」といった、お互いのこだわりすら、何だかもうどうでも良くなるような、そんな心地よさでもあります。
でも、1年かけてモノを少しづつ少しづつ減らしていき、
自分の核に、いま段々と近づいていく感覚があるんです。
そして、モノを減らす理由が私の中で明確になってきているという感触。
「あ、今ここ大事なとこだ。」
そう思ったら手放さずには入られませんでした。
そうした心の壁を一枚ずつ取り除いて初めて、モノを手放すという行為につながっていくのだなぁとしみじみ実感しました。