経済の死角

「超格差社会」ニッポンの現実
~この国には「配当だけで年収3億円以上」が40人もいる!

働かずに大金持ち一覧リスト

2016年06月13日(月) 週刊現代
週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

「一億総中流」は、いつのことだったか。いまは中流が下流に押し流され、一握りの勝ち組が果実を総取りする。新時代の超富裕層たち。その驚愕の実態をレポートする。

上位40人が富の半分を独占

「億のカネが入ってくる『勝ち組』になると、まず手を出すのが高級車に高級マンション。一着ウン十万円もする衣服を身に着けてミシュランの3つ星レストランに行き、高級ワインを躊躇なく開け、会員制の社交場に顔を出すようにもなります。

それが第一段階。次に毎年のように億単位の収入が入るようになると、そんな散財ではカネを使いきれなくなってくる。だから、無茶苦茶な使い方をし始める。

ある有名経営者は海外に高級クルーザーを複数保有しているが、『海の上なら何をしてもばれない』と、美人モデルらを集めて全裸パーティーをするなどやりたい放題。

最近多いのは、1000万円くらいの資本金をポンッと出して、愛人に会社を作ってあげるというもの。愛人に『社長』の肩書がつくので連れて歩きやすくなるし、あわよくばその会社がうまくいけば儲けものだというわけです。いかにもゲスな遊び方ですが」

超富裕層の内情に詳しいプライベートバンカーの一人はそう明かす。

日本がいよいよ「超格差社会」に突入した。

今春の国会でひっそりと、日本の「超格差社会化」を示す驚愕の実態が暴露されていたことをご存じだろうか。

あまりに刺激的だからか大手メディアはほとんど報じないが、衝撃的な告発がなされている。

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