第2話 しがないWEB作家ですが何か?

 そんなこんなしてるうちに、私が書いた小説を、パロディーと称し、3作品も盗作する輩が現れ、ツイッターでの執拗な、いやがらせ攻撃が始まりました。


 2ちゃんは、瞬く間に火の車となり、ある者は、これは婆雨まうの自作自演、炎上商法、マッチポンプだと揶揄しました。


 私のブログを無断で転載し、私が犯した失敗談や、笑えない話ばかりを集め、酷評レビューばかりを集めたサイトが、時間を待たずして立ち上がりました。


 幸い、1年経ち、ようやく鎮火傾向にありますが、当時はせっかく仲良くなったKDP作家、ツイッターのフォロワーが、何かとてつもない妙な、きな臭い異変を察知して、私から大勢離れていきました。


 私は、どうしたらいいのか、どうしたものか、よくわからなくなっていました。とりあえず、2ちゃんを見ると体調を崩すので、2ちゃんを見ないようにすることに決めました。


 私の知らないところで私の品格を落とす嘘の書き込みが無数横行し、何が困るって、嘘をさも本当のことのように書かれることが1番堪えました。


 同業者のKDP作家を何人も罵倒して悪態をついたとか、どこからか悪質なデマが飛び交うようになり、なんだかよくわからない出来事が、どこからともなく、ウジ虫のように湧いてでてきては、延々と書き込まれる事態が頻発しました。


 まさに無間地獄の始まりで。

 噂が噂を呼び、婆雨まうになりすました模倣犯まで現れる始末でした。


 ツイッターで当時の状況まで遡ってもらえればわかりますが、私が同業作家を罵倒したという事実はありません。


 罵倒されたという相手が、なんの怒りの感情も持たず、普通に私とツイッターで会話している状況からも、2ちゃんねらーの人たちが嘘を書き込んでいたのがよくわかると思います。


 2ちゃんねるというのは、そもそも情報を操作、印象操作するために使用される道具で、実態は5割程度が嘘で占められているのがよくわかる事案です。


 これもそれも過去として、この話を振り返ることができるから今、訥々と語れるのであって、当時の私は嘘の書き込みを否定するのに、火消しに必死でした。


 しばらくの間、2ちゃんを見ないようにしていましたが、あまりにもしつこく嘘を書き込まれるので、これではイメージダウンにつながりかねない。そう思うようになり、2ちゃんで嘘の書き込みを否定する戦法に打って出ました。


 最初は相手にせず、無視する方向で構えていました。

 しかし、さすがに過去に犯罪を犯していたとまで書き込まれたので、これではいけないと思い、機会を見つけては何回に1回の割合で反論するようにしました。


 何度も言いますが、私が同業作家を罵倒した事実はありません。

 至って平穏に反論したことはありますが、2ちゃんねらーの作家は、罵倒の意味がよくわかっていないのではないでしょうか?


 罵倒というのは、辞書を引くと、【人前で相手を激しく罵ること】だそうです。


 嘘をさも真実のように触れ回る人というのは、心底、人間のクズというか、信用できませんね。何がしたいんでしょうか?


 そこまでして私の信用を落としたいのかと思うと、ちょっと恐ろしいような気もします。


 また、話の蒸し返しになりますが、罵倒されたと言われている人物達も、電光石火の如くブログで自分の無実、不利な状況について弁明を繰り返すだけでなく、罵倒の事実がなかったことについても、きちんと克明に記すべきだと思います。


 実名を挙げ、便乗商法で、私を名指しで批判した人が数名いましたが、どれだけ相手の印象を害することをしたのか。

 その自覚がないのも、残念なことだと思います。


 基本、人の印象を悪くするような事柄については、名指し、匿名を装うに限らず、記載すべきではないように思います。


 私は敢えて沈黙を守って、その時は言い訳、弁明しませんでしたが、ほとぼりも冷めましたので、今、ここできちんと書かせていただきます。


 名指しで、ここぞとばかりに私の事について書き連ねた人には、正直、迷惑を被りました。売名行為のような、低俗な物言いに、かなり迷惑を被りました。


 結局は、みな、自分の体を守るのに必死なのでしょう。

 売名行為、印象操作に使われる形で、私は、かつて仲の良かった同業作家に手の平を返され、名指しで否定されました。


 もう一度言いますが、自分の都合のいいところだけ弁明するのではなく、罵倒の事実がなかったことも、きちんと説明すべきです。


 それと、イラスト4枚。PV(プロモーションビデオ)。

 全部で合計8万円をB氏に支払いましたが、PVを納品せず、PVの代金を結果、ちょろまかしたことも、きちんと説明責任を果たしてください。


 あなたにも、あなたなりの言い分があるのかもしれませんが、代金として8万円を支払っている以上、プロの端くれであるならPVを決められた納期に納品するのが筋です。


 文句があるなら、きちんと納品して、仕事を終えてから、言いたいことを述べてください。


 代金をちょろまかして、それでいて、さも自分は正義だと正義面されるのは、とても不快、極まりないです。


 まあ過去の出来事なので、これ以上、この出来事について語って欲しくないというのもあります。


 腹を立てても仕方ないので、なるべくなら、これ以上、私の人生に関わり合うような真似はやめてください。


 炎上商法、どすこい。

 作家は炎上させて、なんぼだ。


 そういう人もいるのでしょうが、この炎上で、電子書籍に関しては売れるどころか、売上げは8分の1にまで落ち込み、なにより作家生命を絶たれてしまいそうなくらいの打撃を受けました。


 病気の獣には寄生虫がたくさんわくといいますが、ひとたび人間も弱ると日常生活がうまく機能しなくなりますし、日常生活がうまくいかなくなると負の連鎖で、おかしな連中に粘着される、これまた三重苦を味わいます。


 私は手負いの獅子よろしく、まさに死に向かって行進する動物のように、寄生虫に体の養分を吸われ、自分の体の自由が効かない状態に陥りました。


 落ち目の芸能人には、忌み嫌われる輩ばかりが集うと申しましょうか、本当に運に見放されると、害虫のような輩ばかりが周りに集まってくるようになります。


 メンヘラだったり、重度の鬱だったり、仕事をしていない無職で障害者年金で暮らすような輩ばかりが、自分の周りに寄ってきては婆雨まう叩きに精を出しました。


 なにをするでもなく、ただ文句ばかり、不平ばかりを撒き散らし…。

 こういう人たちを差別するつもりも毛頭ありませんが、彼らは強いコンプレックスに苛まれていて、弱い自分を奮い立たせる道具、その矛先として、攻撃的な目を向ける手負いの獅子を求めているような気がしてなりません。


 今年の5月、新たな進展がありました。炎上を誘導したモンスタークレイマーと、3度目の和解をしました。


 もうこれでは埒が明かない、そう思い、警察に被害届を出す一歩手前まで行き、それを相手に伝えました。


 もうお互いに干渉しないことを双方で確認し合い、お互い別の道を歩むことを決めました。2ちゃんねるの炎上は、私にとって、とても高くついた、授業料となりました。


 私は多くのものを失いました。

 そして去って行く人たちと引き換えに、新たな出会いも、数は少ないですが経験しました。


 長い長い1年でした。

 人の噂も75日。

 私は、2ちゃんねるの風評被害を払拭するのに、約1年かかりました。

 これをカテに、もう少し、自分の足で見て回り、色々な見識を深めたいと思います。


 夢は、電子書籍のテレビドラマ化。マンガ化。映画化です。

 なにやら回りくどい文章になってしまいましたが、皆様には、できることなら炎上商法とは無縁な立ち位置を確保していただき、日夜、小説の創作に励んでいただけたならと思います。


 まさか自分が炎上するとは、1年前の自分は思ってもいませんでした。

 炎上を振り返って、炎上で得た果実は、苦くてとてもじゃないですが食べられないこともよくわかりました。そしてWEB作家のキャリアにマイナスになることも深く心に刻みました。


 こうして失敗談を記事にして、まとめることができたのは、塞翁が馬、炎上があったからです。


 ようやく溜飲も下がり、冗談で当時を振り返ることができるようになりました。


 お読みいただきまして、どうもありがとうございました。

 なにやら言いたいこともままならず、ただつらつらと文章を書き殴りましたが、誰にでも炎上する可能性があるってこと、お知らせしたかったので記事にしました。

 感想をお待ちしております。

 

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