正直なところ、あじさいという花にはそこまで思い入れもないのだけれど、自分自身で期待していた以上の写真が撮れるとハマってしまって、ついつい繰り返してしまうということはあると思います。
要するに先日のマクロあじさいで気をよくした私が三脚を片手にあじさいを撮りにいってきたと、このエントリーはそんな話です。
行き先は小江戸川越は菓子屋横町のすぐ裏手、観光街のすぐ近くにもかかわらず人通りはほとんどない、意外と落ち着いて撮影できる川原です。
川を覆っている大きな枝は桜の時期には花筏も伴ってとても綺麗な光景を作っていましたよ。
車を置いて川原へ下りる手前、見立寺というお寺の入口に咲いていたあじさいをオーソドックスに。とても青が綺麗。
道を挟んでその向かいあたりに咲いていた株。
ガクアジサイの一つだと思うのだけど、ひらひらとすごく柔らかい雰囲気が儚げでいいですね。パッキパキに晴天なので写真からは儚さがまったく伝わらないのですが、このあじさいは好きかも。
川原に下りて反対側から。
満月ぐらいの月明かりで撮るととても美しいんじゃないかなと思いながらも、とても健康的な写真に仕上げてしまう。
その隣に咲いていた株。 なんだろう?私の撮るあじさいはなんだかアメリカンな気がします。きっと私自身があけすけすぎて恥じらいとかそいう要素が足りないんだろうな・・・
しばらく歩いて、ようやく三脚を立てて撮れそうな株を見つけました。(これまでの写真は三脚使って撮るには遠かったのです)
なんか、すっごく普通(笑)
もう少しクローズアップして。
今度はアレですね。新宿のニコンサロンに試写用に飾ってあった生け花みたい。
コンセプト立てないとやっぱり凡庸になってしまいますね。
ふんわりした真っ白いあじさいと玉ボケ。
これなんか三脚立てる必要まったくない。わざわざ重い思いをして何をやってるんだろう?と思うけど、今回の微妙な体験で次はこうしてみようみたいなアイデアも出てくるのでよしとしておきましょう。
結局最後は手持ちで。
ところで、ここ、ポートレートの撮影スポットとかで有名なんでしょうか?
あじさい撮ってる間に何組かそれっぽい撮影してる方いたのですが・・・
こんな感じ?