上海の空港で爆発5人負傷

ビル内で男が「火炎瓶」

画像中国上海市の浦東国際空港で、爆発現場周辺を警戒する治安当局=12日(共同) 【上海共同】中国上海市の公安当局は12日、同市の浦東国際空港第2ターミナルビル内で同日午後2時26分(日本時間同3時26分)ごろ、男がビール瓶を使った手製の爆発物をチェックインカウンター前に投げて爆発させた後、刃物で自分の首を切ったと発表した。

 火炎瓶のような爆発物とみられ、近くにいた旅客4人が瓶の破片で負傷した。自殺を図った男は重体という。上海の日本総領事館によると、負傷者に日本人はいなかった。

 公安当局によると、男はリュックサックの中から爆発物を取り出した。男が中国語で何かを叫んでいたとの情報がある。公安当局が男の身元や動機などを調べている。

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