TESLAと日本の電気自動車充電ステーション
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

TESLAと日本の電気自動車充電ステーション

2016-06-13 01:58
    ニコ技深圳観察会に参加してくれたメンバー、ShaoさんがTESLAの体験会を開いてくれた。
    説明曰く、
    目的
    最新のテクノロジやハードウェア、ソフトウェアに興味のある GEEK にテスラを体験してもらい、電気自動車や自動運転のテクノロジーによって切り開かれる「モビリティの未来」に想いを馳せる。
    内容
    • フリートーク
      • テスラの機能紹介
      • ソフトウェアアップデートについて
      • 充電インフラの話
    • スーパーチャージャー、急速充電器の体験
    • 運転の体験 (電気自動車の加速、自動運転など)
      • 有効な運転免許証を保有している人で希望者のみ
      • できるだけ運転を体験してほしいです!
    • 自動駐車 (発動する条件がシビアなので体験できないかも)
    引用元:TESLA TEST DRIVE for GEEK

    僕は運転もクルマも嫌いじゃない。もう何年も運転してないし、コンピュータのほうがずっと好きだからまったく追いかけていないけど。
    深圳観察会でのShaoさんブログは面白かったし、800万円ぐらいするクルマだ。そこまでオススメするなら、ぜひTESLAを体験してみたくなった。

    結論から言うと大変に面白い体験だった。以下のいくつかのツイート、特に動画で様子がわかると思う。

    このような楽しいギミックがTESLAには満載されている。たとえば充電が始まるとケーブルを刺してるところがサイバーな感じで光り、充電速度に応じて点滅間隔が変わる。




    とはいえ、単純な「ギミックのためのギミック」はなかったように思う。充電はあとどのぐらいで満タンになるかを表すし、このドアノブは乗って良い状態かそうでないかを一瞬で示す。

    操作系統は、運転に関わることはぜんぶハンドル回り、ほかの操作はぜんぶ巨大なタブレットにまとめられている。たとえば窓を開けるとかもカーナビの操作もサンルーフも、ぜんぶ中央タブレット。窓なんかは窓のそばにボタンを置いたほうが直感的な気もしたが、「操作はぜんぶ中央タブレット」となるのは、それはそれでわかりやすいように思えた。乗り心地はメチャメチャよい。変速ショックのまったくない安定した加速、そしてオートスピードコントロールによりきっちり保たれる速度は、まるで電車のように安定している。速度制限や前の車との車間は、人間が見るより機械の目で確認したほうが正確に思える。実際に運転してみたのだけど、何しろ数年ぶりの運転でおっかなびっくりだった。こういうとき、機械がいろいろと制御してくれて、人間が動かすのはハンドルぐらいなTESLAはありがたい。久々の運転だと、クルマのまわりぜんぶに注意しながら、ウィンカー出したりハザード出したりするのが一苦労だ。センサーで周囲の車を検知してくれるTESLAはありがたい。自動でまわりのクルマと速度を計測して、車線変更できそうなタイミングで勝手に車線を変えてくれる自動車線変更もありがたい機能だった。自動追尾するから運転しなくて良いわけではなく、むしろハンドルに手を置いているかいつも検知して、違反時にアラートを出すようになっている。自動的に速度制限を守ってくれる機能同様、機械の力で、むしろルールを守る手助けをしてくれている感じだ。もちろん、TESLAの自動xx機能、前の車を追いかけるとか自動でスピードを保ってくれるとかは、ちょっと人間がハンドルを操作すれば解除される。かわりになにかやってくれるというより、面倒な手間を省いてくれるぐらいのイメージだ。概念としてはオートマが近いと思う。僕の乗り始めた頃のクルマはマニュアルが多く、オートマはなんとなく不必要だったり横着に思えた。どうせ運転しなきゃならないんだし。でも、実際にオートマの車に乗ってみると、いちいちクラッチ合わせてギヤチェンジしなくていいのは非常に快適なことだった。今はほとんどのクルマがオートマになっている。ほかにも、運転していて省ける要素はないだろうか?TESLAは、それを考えながら作ってるように思えた。もちろん、考えているからといってぜんぶが正しいアイデアとは限らない。余計にやり過ぎたところや、実装で追いついていない部分もあるだろう。でも、実際に実験的なクルマを世界中に売り出したことはすごいと思うのだ。
    しかも、実験的な機能含めてきちんと動き、日本の公道を走れるぐらいのクオリティに達している。TESLAの専用充電ステーション(お台場などにある)含め、TESLAは操作マニュアルなしで乗れて、きっちり動く。

    そのすごさは、逆説的に、日本の高速道路などで置いてある充電ステーションでより感じた。
    この日本の充電ステーションの、たぶんA4で2枚ぶんぐらいになる操作説明をみてほしい。



    「おそらく次世代は来るであろう電気自動車のためのインフラ」を作ろうと思うと、こうなってしまうのだ。
    しかもこの充電ステーションはちゃんと動かず、何がどう悪いのかぜんぜんわからないエラーメッセージを出してしまった



    TESLAは日本に輸出できて、けっこう高いお金でも買う人がいるわけだけど、この充電ステーションは輸出できなさそうだろうし安くしても買ってくれないだろうなと思った。

    この充電ステーションを作ってるのがどこの会社だかわからないけど、世界で価値が出てる会社、たとえばトヨタとかが本気でつくれば、アメリカでもバリバリ売れるような電気自動車+インフラが出てくるのかな?

    TESLAは高級車を作りたくて作っているから高いけど、部品が少なくて構造が単純な電気自動車は、内燃機関のクルマよりずっと安く作れるしメンテナンスも楽だ。
    電気は運ぶのも走行エネルギーに転化するのも効率が良いから、社会全体でのコストはずっと安くつく。
    深圳ではもうガソリンのスクーターはほとんど見なくて、ぜんぶ電気スクーターになっている。電気スクーターはオイル交換もいらない。TESLAも、窓ふき剤を入れる、タイヤの減りと空気を確認するぐらいしかメンテがいらない。ガラケーがスマホに置き換わったみたいに、ガソリン車が電気自動車に置き換わる時代が、どこかで来るだろう。


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。