上海の空港で爆発、手製爆弾か…男が自殺図る

読売新聞 / 2016年6月12日 20時20分

12日午後、中国・上海の浦東空港で、爆発があった付近を警戒する武装警官ら(鈴木隆弘撮影)

 【上海=鈴木隆弘】中国・上海の浦東空港第2ターミナルビルで12日午後2時20分(日本時間同3時20分)頃、爆発が起きた。

 新華社通信(英語版)によると、手製爆弾による爆発とみられ、4人が負傷して病院に運ばれ、うち首に重傷を負った男は自殺を図ったとみられる。飛行機の運航に影響は出ていない。

 ニュースサイト「澎湃新聞」は、首を負傷した男が、ビール瓶のようなものを爆発させた後に刃物で自殺を図ったと伝えた。同通信によると、ほかの負傷者は60歳代の中国人の男女、フィリピン人の男性(53)で、軽傷とみられる。

 目撃した空港関係者らによると、チェックインカウンター前の数メートル離れた場所で2回続けて小規模の爆発があり、炎が上がり、周囲に煙が立ちこめたという。

 空港は爆発があった区域は立ち入り禁止になり、武装警官が警戒している。警察当局が原因を調べている。

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