東京から電車で30分程度。神奈川県は川崎にある東芝未来科学館。
民間企業提供の子育てスポットは首都圏にもいくつかありますが、東芝未来科学館はその中でもクオリティの高い施設。
我が家では、「髪がハリセンボンになるところ」として有名です。
というわけで、本日は家族で通算5回以上(?)行ったぼくがどんなところか紹介させていただきましょう。
東芝未来科学館なにそれ
CMがお馴染み?東芝が運営する科学の博物館
さて、まずは東芝未来科学館とはなにか。
ざっくりいえば、東芝が運営する科学の博物館…ですが、想像付かないことでしょう。
百聞は一見に如かず、このCM、見たことありますでしょ?
実は子どもに人気のサイエンススポット
そう、“東芝”の名を冠ざしてたり、漢字だけだったりと名前は超お堅いんですが、実態は子どもたち向けのサイエンススポットなんです。
公式HPにはこういうふうに書かれています。
1961(昭和36)年東芝創業85周年を記念して「東芝科学館」は開館しました。
約52年間多くのお客様をお迎えして参りましたが、移転に伴い2013年9月末に閉館し、あらたに川崎ラゾーナ地区(川崎駅前)に開所しました「スマートコミュニティセンター」2階に、「東芝未来科学館」として2014年1月31日(金)に リニューアルオープンしました。
家の中の電化製品をスマートフォンひとつでコントロールできるネットワークや、 人数や活動量から、最適なエネルギー効率を自分で考えるビル、 歩行者や障害物を認識する、目を持ったクルマ。
わたしたちが夢に描いた未来が、少しずつかたちになろうとしています。
2014年、あたらしく生まれ変わった東芝未来科学館では、 様々な先進技術で人々の暮らしを変えてきた、 東芝のあゆみを振り返ることができるヒストリーゾーン、 実験やワークショップを通じて、 子ども達が科学技術を楽しく学ぶことが出来るサイエンスゾーン、 そして、東芝が目指すスマートコミュニティの未来に 触れることができる展示ゾーンをご用意しました。
あたらしい技術がつくるあたらしい未来を、ひと足先に体感してください。
東芝臭漂う、気になる展示がたくさん
さてそんな東芝未来科学館。
いったいぜんたい、何が展示されているのかってイマイチ不明ですよね。
ぼくも初めて行くときは、CMの微かな印象=子どもが楽しめそうなモンがあるんだろうな、くらいしかイメージありませんでした。
でも数回行ってみて確信持ってます。
間違いなく子どもは楽しめるスポットますよー!
というわけでそんな展示物をいくつかご紹介。
髪の毛がピンピンになる静電気発生装置!
ぼくの一押しは静電気発生装置、という名の展示物(?)。
仰々しい名前ですが、静電気で髪の毛がピンピンするっていうものなんです。
イメージをつかせるにはそうだなあ、HPから写真を拝借・・・。
とくとご覧くださいな。
そう、静電気で髪の毛が上がる、アレですw
本当にやる人やる人ハリセンボンみたいな髪になるから面白いです笑
女性はね、髪長いから変化がまざまざと見えますよね。
それに引き換え我が家の男児2人、髪の毛が足りず、寝癖くらいにしか変化が見えなかった涙
でも当人たちは髪の毛付近の静電気が気になるのか、終わった後しばらくは髪の毛を触ってました。
くすぐったいって感覚が残るみたいですね。
無機質なカートゲーム、ナノライダー!
続いてはこちら、ナノライダーという展示ですが、、、
1/100万ミリの世界を体験しよう!
半導体のナノの世界を1/1 で体験できるライド型コンテンツです。現実空間からファンタジックなナノの世界に入り込み、疾走するゲームにより、微細化技術のすごさを体験できます。
うーん、技術的なことはよく分かりません。。
ただ簡単にいえば、マリオカートの東芝バージョン!
マリオが乗っていない無機質な・・・いや、東芝のテクノロジーを結集したであろう展示です。
点数を競うゲームで高得点を撮ろうと思えば難しいんですけど、操作は簡単。
子どもはキャッキャ言いながら楽しんでましたよ。
大人もハマるビルタッチ
続いてこちら、ビルタッチ。
なんというのか、エレベーターで一定時間内にもっともたくさん人を目的地に運ぶにはどうすればいいかというゲームです。
待たせ過ぎてしまうと人がイライラしてエレベーターから去ってしまうので、どういうタイミングで何階にいくかが重要で、意外と考えさせられる。
大人がハマっちゃいますw
ちなみに、公式な説明はこんな感じ。
「ビル」を操って目指せ省エネ!「エレベーター」と「照明&空調」の二つをコントロールすることで、ビル管理の大切と難しさに触れていただくとともに、「照明&空調」の最新技術に触れられます。
スマートステップ
続いてはこちら。
便利な家(=スマートホーム)を構成する家具や家電を(踏んで)集めようってゲームなんです。
スマートアイテムをゲットし「家」を作ろう!ゲスト自身が全身を動かしながらスマートアイテムを取得し、オリジナルのスマートな家をつくる体験ができます。
うちの子どもは途中でコースが変わりまくる落下物を見事に踏み外しまくり、なかなかの低得点を記録笑
最後、終わると、東芝さんの宣伝が入るという・・・平たく言えば、ゲーセンにあるダンスダンスレボリューションの東芝ver.というイメージですね。
サイエンスショーもあります
そうそう、サイエンスショーもやってます。
気になる混雑具合は・・・
さて、「こういう場所は混雑してるんじゃないの?」と思われますよね。
結論としては、混んでいます。しかし、ストレス感じるほどではないなと。
もちろん日にちや時間帯によるんでしょうけど、基本、上野動物園とかと同じで常設の展示。
土日の昼過ぎとか大型連休じゃないかぎりは割と「ちょっと混んでるかな」くらいの過感覚で見て回れますよ。
事実、今日ぼくが到着したのは日曜日午前10:00くらいでしたが、その時にいたのは大人と子供足して20人くらい。正午に近づくに連れて徐々に混んできたかなー、くらいです。
各種の展示物はそれぞれ最大でも5分待たないくらいでサクサク体験出来ました!
気になる入場料は・・・
ちなみに入館料金は無料!
館内に入るゲートを通ってさえしまえば、「あとはどこでも遊んでいいよー」というスタンス。
屋内版公園って感じで開けてて、ぼくは好きです。
だって、もう、ほんと(お金も払わず)そこに行くだけで良いんですもん。
アクセス
川崎駅から雨に濡れずに行けて、ラゾーナ川崎の隣という絶好の場所!
アクセスはこちらのページをご参照あれ。
ここがお出かけスポットとして頭1つ抜けていると思うのは、
- 最寄り駅から濡れずに行ける
- ラゾーナ川崎という首都圏屈指の大型ショッピングセンターが近い
こと。
ぼくの提案は午前中は東芝未来科学館にいって、お昼はラゾーナ川崎のフードコートで好きなモノ食べて、午後はラゾーナ川崎でショッピングというフルコース。
ラゾーナ川崎には、赤ちゃん本舗にビッグカメラやクロックスの店舗も入っていて、子ども向けのアイテムを買うのにも困りませんよ〜!
所要時間
人によるんでしょうけどね、2時間あれば十分だと思います。
対象年齢
3歳、4歳、5歳くらいから小学校低学年がボリュームゾーン
未就学児は勿論OK。
でもね、2歳くらいまでの子は少ないかなあ。
その証拠にベビーカーはあまり見なかったような。
どちらかというと幼稚園児から小学生低学年のほうが多い印象です。
見学や取材も、外国人も
さて、入館後、どこの展示に行こうかとフラフラしていると、びっくり、すぐそこに外国人の来館者とそれに対応する科学館スタッフ、そしてそれを取材中のカメラに遭遇。
「へぇ、ここ取材も来るんだー」なんて感心しました。
まとめ:東芝未来科学館は元気です
なんというか、東芝さんが心配なご時世ですが、、、東芝未来科学館はまったく問題ないですね。
キレッキレでピンピンしておられました。
十分企業提供型のサイエンス施設として価値発揮してますもんねえ。
このスポットをぼくの友達に紹介したところ、いたく気に入られまして、それ以来毎月行ってるんだそうですよ。
パパブロガーのぼくとしては嬉しい限り。
大人にとって、毎月1回以上行くとなると、同じコンテンツだから飽きるかもしれないけど、でも、行くの分かるな。
何より子どもは好きだろうし・・・、そして無料だし笑
お財布に優しい東芝未来科学館。
運営母体の東芝さんも陰ながら、そして、微力ながら応援しております。
ほんだらのー!