最高位の日本人2人、監督が「並外れた才能」
【ロンドン=角谷志保美】英国ロイヤル・バレエ団は10日、9月に始まる次期シーズンから最高位プリンシパルに日本人の平野亮一さん(32)と高田茜さん(26)が昇格すると発表した。
10月末の公演でプリンシパルとして最初の大役に臨む。
日本人で同団のプリンシパルになったのは、1993年に昇格した熊川哲也さんと、95年にプリンシパルとして同団に移籍した吉田都さん以来。芸術監督のケビン・オヘア氏は、新たに昇格する2人について「並外れた才能を持ち、我々の作品の芸術性を高めてくれた。更なる活躍に期待している」とコメントした。