119番の元素「6年以内に」

ニホニウム発見の森田教授

画像インタビューに応じる森田浩介・九州大教授=11日午後、神戸市 日本で初めて発見された新元素「ニホニウム」の研究チームを率いた森田浩介・九州大教授(59)は11日、共同通信のインタビューに応じ、新たに合成を目指す原子番号119番の元素について、「6年以内にできれば言うことはない」と述べ、次の発見に意欲を見せた。

 119番以降の新元素の合成は、この分野で世界の先頭を走ってきた米国やドイツの研究機関との共同研究を検討していることも明らかにした。

 ニホニウムの発見が世界に認められたことで、相手側から提案があったといい、「国際共同研究をしたほうが効率は良くなる。捏造が起きないよう相互チェックが必要だ」と強調した。

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