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北海道新幹線2本緊急停止 青函トンネルで停止信号 6日にも緊急停止
JR北海道は12日、青函トンネル内で同日午前と午後、北海道新幹線の列車計2本が停止信号を受けて緊急停止したと発表した。直後に運転を再開し、ダイヤに大きな乱れはなかった。
同社によると、午前8時ごろ、旧吉岡海底駅付近で新函館北斗発東京行き「はやぶさ12号」が、午後1時ごろに旧竜飛海底駅付近で東京発新函館北斗行き「はやぶさ11号」が停止した。青函トンネル内は新幹線と在来線の貨物列車が線路を共用しており、実際には走行していない在来線列車を運行システムが検知し、停止信号が表示されていた。 両列車に遅れはなかったものの、11号の後続の「はやぶさ13号」が停止信号の出た区間で確認のために停車し、14分遅れた。その後、貨物列車が通過すると、表示は正常に戻ったという。同社が原因を調べている。
同社によると、6日午後にも旧吉岡海底駅付近で停止信号を受信した新幹線が緊急停止したが、「大きな遅れはない」として公表しなかった。