GDP実質年率+1.9%に上方修正
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ことし1月から3月までのGDP=国内総生産の改定値は、最新の統計データを反映した結果、年率に換算した実質の伸び率でプラス1.9%となり、先月発表された速報値のプラス1.7%から上方修正されました。
内閣府が発表した、ことし1月から3月までのGDP=国内総生産の改定値によりますと、物価の変動を除いた実質の伸び率は前の3か月に比べてプラス0.5%となりました。これを年率に換算しますとプラス1.9%となり、先月発表された速報値のプラス1.7%から上方修正されました。
これは最新の統計データを反映したためで、前の3か月と比べて、GDPの過半を占める「個人消費」が速報値の段階のプラス0.5%からプラス0.6%に、「企業の設備投資」がマイナス1.4%からマイナス0.7%に、「住宅投資」がマイナス0.8%からマイナス0.7%に、それぞれ上方修正されました。
一方、「公共投資」は速報値の段階のプラス0.3%からマイナス0.7%に下方修正されました。また、「外需」は速報値段階と同じく、GDPを0.2ポイント押し上げました。
GDPがプラスとなるのは去年7月から9月まで以来2期ぶりとなります。
今回の結果について内閣府は「企業の設備投資の改善が主に影響した形だが、個人消費は依然として力強さを欠いていて、このところ弱さが見られるものの、緩やかな回復基調が続いているという見方に変化はない」としています。
これは最新の統計データを反映したためで、前の3か月と比べて、GDPの過半を占める「個人消費」が速報値の段階のプラス0.5%からプラス0.6%に、「企業の設備投資」がマイナス1.4%からマイナス0.7%に、「住宅投資」がマイナス0.8%からマイナス0.7%に、それぞれ上方修正されました。
一方、「公共投資」は速報値の段階のプラス0.3%からマイナス0.7%に下方修正されました。また、「外需」は速報値段階と同じく、GDPを0.2ポイント押し上げました。
GDPがプラスとなるのは去年7月から9月まで以来2期ぶりとなります。
今回の結果について内閣府は「企業の設備投資の改善が主に影響した形だが、個人消費は依然として力強さを欠いていて、このところ弱さが見られるものの、緩やかな回復基調が続いているという見方に変化はない」としています。