電車で知らない人の間に座れないで立ってるせいこです。
こんにちは。
イケタハヤトさんの本『武器としての書く技術(中経出版)』を今更ながら読了!
こんなことが書いてありました。
恥ずべきは、自分の言いたいことをしまいこみ、他人に気に入られようと媚びへつらいながら生きること
これ、わたしにもろ当てはまることなんですよ(笑)
ブログだからとかではなくて、わたし自身の性格として今までずっと。
イラっとした事や嫌な事は、飲み込んで消化するタイプですね。
せっかくイケダハヤトさんの本に出会ったので、この機会に発散してみますね(笑)
正義感を思いっきり振りかざしてみます!
電車の中であった、悲しい出来事です。
夕方、新宿に向かう電車内でのこと。
わたしは座席に座れなかったので、ずっと立っていました。
前には、若いお姉さん、ウトウトしたサラリーマン、ひとつ席を開けて、スーツを着たおじさん、大学生風の男の子が座っています。
まあよくある光景ですよね。
今回はスーツを着たおじさんのお話です。単刀直入に言うと、公共の場所で身勝手な行動はするな!という21歳小娘の叫び(笑)
何が原因かと言いますと、飲んだ水筒の残り水を床に流したのです。
電車内で水筒を飲むのは良いです。長旅、喉も渇くでしょう。わたしだって乾きますもん。
おじいさんの水筒は、フタに飲み物を注ぐ形式でしたね。揺れてこぼれないよう電車が駅に停車したとき、飲んでいました。
こぼれないように、良いと思います。その配慮大切ですよ。
ただ、問題はその後です!
水筒に残った水を電車の床に捨てたのです!
いやいや、それはダメでしょう!わたしは目を見張りましたよ(笑)
もっと言うと、隣の大学生とその前に立っていた女の人も凝視していました(笑)
わたしに直接的な害があるかと言われたら、被害はないので怒りという感情はありません。
むしろ、悲しさが溢れています。
今回は水を捨てていましたが、何かを捨てるという行為は通常、ゴミ箱のような専用の場所にて行いますよね。
ちゃんと捨てるべき場所があって、誰もがそこに捨てているのです。電車はゴミ箱ではありません。
公共の場所は誰のものか、考えたことありますか?
なぜわたしは悲しいのか?
すばり、公共の場所を大切に扱わないから。
電車内は公共の場所ですよね。公共の場所は誰が使うかわからない場所。
あなたの部屋ならば、汚すのもあなた。掃除をするのもあなた。どう使おうとあなたの自由ですね。
公共の場所はそうはいきません。
誰が使うか特定できますか?誰が掃除しているか、ご存知ですか?
特定できないし、掃除しているのはあなたでもないでしょう。
では、分からなければ何をしても良いのですか?
それは違います。
誰が使うか分からないからこそ、大切に扱うものなのです。
次に使う人がいることを考える。あなたが使えたのは、あなたの前に使った人がキレイに扱ったからですよね。
自分のことだけ考え、他の人は頭にない。こういうのは自分勝手というのです。
公共の場所では余裕が大切
公共の場所を大切に使う理由
公共の場所はキレイに使わなければならない理由は
- 他人の迷惑になるから
- 他人が不快に感じるから
- 公共の場所にはマナーというルールが存在するから
- 公共の場所は自分のものではないから
こんなところでしょうか。
なんだか、まだ完全に腑に落ちませんが…。
自分の場所ではない限り、他人という誰かが関わってきます。
その誰かを考えられる余裕が頭の中にあるのか、きっとあのおじさんは余裕がなかったのでしょうね。
周りに合わせることの大切さ
公共の場所では周りに合わせることが大切です。
あなたひとりのモノではないこと、ちゃんと考えてください。大人ならもう、分かるはずですよ?
わたしの座右の銘というか、大切にしている言葉があります。
「人と違うことをして目立つのは誰でもできる。人と同じことをして秀でなさい。」(西靖アナウンサーの父)
これは朝日新聞1面の左下に掲載されている「折々のことば」という鷲田清一さんのコラムにありました。
詳しくはこちらからどうぞ。
人と違うことをするのは簡単です。子どもだって出来ます。
人と同じこと、今回で言う公共のマナーを守ることは電車の乗ったり道を歩くなら最低限守るべきことです。
そして、それを守りつつも自分なりの相手への配慮や思いやりを持つことがカッコイイのです。
==追記==
あの時、水筒の水を捨てたおじさんへ。
スマホをお持ちのようだったので、どこかでこの記事を目にしてくださると嬉しいです。
水筒の水を電車内に流してはいけません。理由は、周りの人が不快になるから。電車はあなたのものではありませんよ。
マナーを破ることではなく、配慮を持つことで周りから秀でてください。あなたを反面教師に、マナーは守れる大人になりますね。
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公共の場所はなぜ大切にしないといけないのか、そう考えた新宿行き電車の中でした。
ではまた!