「化血研」がインフルエンザワクチン製造再開
熊本市にある製薬会社「化血研」は、熊本地震の影響でワクチンなどの製造を停止していましたが、設備の一部が復旧したことから、インフルエンザワクチンの製造を再開しました。厚生労働省は、これによってインフルエンザワクチンの今シーズンの必要量は確保できる見通しになったとしています。
熊本市の製薬会社「化血研=化学及血清療法研究所」は、ことし4月に起きた熊本地震の影響で製造設備の配水管がずれるなどの被害が出て、ワクチンなどの製造を停止していましたが、今月に入って設備の一部が復旧し、インフルエンザワクチンの製造を再開したということです。
国内で供給されるインフルエンザワクチンは化血研を含む4つのメーカーが製造していて、厚生労働省によりますと、化血研の製造再開によって、今シーズンの必要量を確保できる見通しになったとしています。
化血研によりますと、今後、そのほかのワクチンや血液製剤なども順次製造を再開していくということです。
化血研は、国の承認とは異なる方法で血液製剤を製造し、組織的に隠蔽を図っていたなどとして、先月まで業務停止の処分を受けていました。
国内で供給されるインフルエンザワクチンは化血研を含む4つのメーカーが製造していて、厚生労働省によりますと、化血研の製造再開によって、今シーズンの必要量を確保できる見通しになったとしています。
化血研によりますと、今後、そのほかのワクチンや血液製剤なども順次製造を再開していくということです。
化血研は、国の承認とは異なる方法で血液製剤を製造し、組織的に隠蔽を図っていたなどとして、先月まで業務停止の処分を受けていました。